こだわりの売主様(中古住宅売却)
最近は夕立があったり、季節外れの台風があったりと
天気もよくわかりませんね。
然し天気予報の精度は年々向上しているみたいですね。
今回は金額を下げずに売却できたケースのお話です。
通常、不動産の売却査定のお問い合わせがあった場合
査定時に売却方法をご相談してスタートします。
売却の進め方としましては最初の2週間の
ネット広告の閲覧数や反響の度合いをまず見ます。
その中で市場への出し方(室内写真安どの変更含め)を考えたり、価格を下げるタイミングを計ります。
前提としてより早いタイミングでの
成約を目指しているからです。
この内容は査定の時に売主様にもご説明しており
納得いただいた方の売却をお受けします。
今からご紹介する二組の方は弊社からアドバイスはしましたが売却金額にこだわりがあり、ほぼ価格変更せず売り切った方です。
基本的に弊社はアドバイスをしますが最終の
金額変更などの判断はもちろん売主様に委ねます。
まず最初の方は成約まで約10ケ月かかりました。
1か月ほどで買い手が決まりかけたのですが契約前キャンセルでケチがついたのか予想に反し長引いてしまいました。
途中、価格を30万円下げて売りに出しましたが
全くお問い合わせはありませんでした。
そこでこのタイミングで金額を下げましょう!
とお話ししました。
しかし金額を下げずにしばらく売却を進めたい・・
ということでそのまま続行しました。
最終、10か月目に現金購入の方が出てきて成約になりました。
二組目の方は売却開始後2ケ月間は
全くお問い合わせがありませんでした。
少し金額を考えませんか?と尋ねましたが
このままでいきたい・・。
最初は別として2ヶ月全く反響がない状況なので
金額を下げないと厳しいのでは・・と思っていました。
販売後3ケ月になり契約期間を更新するか否かを打診。
するとそのままの金額でお願いします!
と延長を希望されました。
しかし更新後、すぐに値段交渉が入っての購入希望者が・・。
780万円の物件で700万であれば購入したいとの事。
私は正直、いいお話だと思っていましたが
売主様は740万円でないと売らない・・と。
買主様に返答するとしぶしぶでしたが
ご理解いただき契約へと至りました。
もちろん売主様の物件なので少しでも
高く売りたいという拘りは当然だと思います。
私は経験上や類似物件の状況からアドバイスをしながら売却を進めていますが今回の事で学ばなければなりません。
この2組の方は素晴らしい粘り勝ちでした!
いやはや私もいい勉強になっております。