どこまで上がる・・地価
上昇拡大
先月の中旬に2025年1月1日時点の公示地価が発表されましたね。
東京や大阪などの主要都市は店舗・ホテル需要が好調で商業地を中心に全面的に上昇との事。
大阪では道頓堀の店舗が上昇率トップになっていました。
難波はコロナ禍では散々たる地価下落でしたが訪日外国人数と共にV字回復。
特にミナミや梅田といった繁華街では上昇率が高かったそう。
前年比で15%以上伸びた地点は68カ所あって全て大阪市内みたいです。
東京、大阪、名古屋の三大都市圏の公示地価は上昇幅が前年から拡大し、不便なところとの2極化が益々広がりそうですね・・。
北海道強し
次世代半導体量産を目指すラピダスが工場を建設している北海道千歳市は伸びが顕著との事。
JR千歳駅周辺の『ホワイトビル』が48・8%、『東宙ビル』が42・9%、近隣のビジネスホテルが36・8%で全国の上昇率1~3位を独占したそうです。
また住宅地でも北海道富良野市が上昇率31.3%でトップ。
テレビでも外国人向けの別荘が売りに出ている様子が出ていました。
地元の人はここ4~5年は外国人が多い反面、日本人が減っているよな話をしていましたね。
この富良野ではスキーヤーが雪の季節に移住していてスキー三昧だとか・・。
雪の質がいいみたいですね。
ただ地元の人は微妙な感じでした。
訪日外国人次第
インバウンドが増加した観光地も上昇率が高いそう。
リゾート地として人気の長野県白馬村では住宅地と商業地がそれぞれ上昇率で全国5位と9位。
沖縄県宮古島市や石垣市、長野県野沢温泉村といった人気の観光地の地価も約2割上昇との事。
外国人も増えて日本の中でも行き先が広がっているのでしょう。
東京、京都だけでなくこれからはリゾート開発が過疎化防止のキーワードになりそう?
ただ外国人が減ればゴーストタウン?
大阪より名古屋?
三大都市圏の住宅地の最高価格でいうと大阪より名古屋の方が高いみたい。
大阪は福島区で135万円/㎡、名古屋の最も高いは195万円/㎡・・ちょっと意外です。
名古屋は逆に商業地では前年比でマイナスらしく住む街なのでしょうか?
私は名古屋の事は全く存じあげませんが専門家曰く『建築費の高騰でビルや店舗の新設が想定を上回る投資額となり慎重さが強まっている』。
名古屋駅周辺も再開発が進んでいるそうなので今後、商業地も上がるのでしょうね。
しかしこのバブル的な感じはいつまで続くのでしょうか?
うちも不動産会社ですが家が高すぎて商売しづらいですね。
デフレ気味の時の方が買う方も売る方も価格的に健全で安心して取引できたような・・。