まさか不動産で!?

押し売りではなく・・

 

消費者の家に訪問し、消費者の意思を無視して不用品や和服を買い取ると言いながら貴金属類を強引に安価で買い取るのを『押し買い』というそうですね。

 

私は最近、テレビでそれが中古マンションでも起こっているのを初めて見ました。

不動産でそんなことできる!?

 

 

見ると判断能力が低下した高齢者から言葉巧みに安く買い取っていると言います・・。

貴金属などでは以前から国民生活センターに相談が多かったそうです。

 

もう10年以上前からあるそうですが押し売りではなく押し買いとは・・。

 

それもマンションを安く買われるとなればちょっと危険ですね。

 

クーリングオフは?

 

住宅の被害者は60歳代以上が2/3を占めていて、単身女性が多いそうです。

 

またその内、70歳代以上の相談が半数を占めているといいます。

 

 

ただやっかいなのは自宅の売却にはクーリングオフができない点ですね。

クーリング・オフを定めた特定商取引法には不動産の取引は含まれていないそう。

 

※クーリングオフとは・・消費者が契約を締結した後に一定の期間内にその契約を無条件で解除できる制度。特に訪問販売や通信販売などで利用されており、消費者が冷静に判断できる時間を与えることが目的。

 

 

土地建物の売買や賃貸等の宅地建物取引でのクーリング・オフは宅建業法の定め・・。

 

宅建業法でのクーリングオフの要件は『売主が宅地建物取引業者が売主のとき』とあります。

押し買いの場合は業者は買主になるため、適用外との事。

 

高齢者は相談相手と共に

 

弊社でも高齢者からの依頼もありますが、お一人の場合はいつもご家族の有無を確認します。

いらっしゃる場合はその方の意思も確認します。

 

またいらっしゃらない場合はお友達の方に相談してもらいます。

 

 

基本、弊社の場合も家の買取や売却になりますのであとで『騙された!』と言われるのが嫌なのでここに関しては徹底して行っていますね。

 

最近も名義人は高齢者のお母さんでしたが娘さんの旦那さんが窓口。

三者ともご納得の上で買取させて頂きました。

 

やはり高齢者の方は判断能力があっても身内や相談相手と共に売買するべきですね。

 

家の中に入れない!

 

投資用マンションの購入勧誘が悪質なのは知っていましたがまさか不動産の買取でそんな事をする業者がいるとは正直、ビックリです。

 

何かオレオレ詐欺の延長線上にあるような気もしますね。

 

 

中には『売ってもそのまま住める』リースバックを持ちかけるそう。

騙され安く売ってしまうと家賃を支払い続ける資金が無くなり住めなくなるリスクもあります。

 

今後、さらに高齢者が増えるというのに心配な話です。

 

なるべく家に入らせないように気をつけてほしいですね。

 

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