マンモス団地
総戸数7236戸
先日、兵庫県西宮市内の長屋の査定に行きました。
阪神本線武庫川駅から単線で出ている
武庫川線に初めて乗車しました。
1984(昭和59)年4月に武庫川駅より延伸された沿線。
延伸費用は21億円ほどかかったそうですが
住宅・都市整備公団が全額負担されたそうですね。
しかし1943(昭和18)年に武庫川駅~洲先駅はあったそう。
当時の洲先駅がほぼ
この武庫川団地前駅の位置に相当するみたい。
私もこの洲先駅で降りて査定に向かいました。
その後、後学のために
武庫川団地方面に見学に行きました。
広さ約46ha(460,000㎡)の土地に32の住棟が配置され、そのうちURの賃貸住宅が23棟、9棟が分譲になっているとの事。
武庫川団地は総戸数7236戸もあるそうですね。
ベル・パークシティと比べて
地元の人はご存じでしょうが
あまりの広さに圧倒されますね。
大阪市都島区友渕町にある
ベル・パークシティのマンション群。
こちらもかなり広大ですが10ha(100,000㎡)ほど。
ベルパークシティの約4.6倍の敷地の広さが
武庫川団地になるのですね・・。
ニュータウン
しかし上には上があるものです。
東京都板橋区の高島平団地(1972年入居開始)。
総戸数10,170戸とUR都市機構(旧日本住宅公団)が
手がけた最大の団地あるらしいです。
また団地ではありませんが
吹田・豊中に千里ニュータウンがありますね。
日本で最初に造られた大規模ニュータウン。
今でも人口約10万人の人が住んでいるそう。
こちらは東京都八王子市、多摩市、稲城市、町田氏に
またがる大規模な住宅開発地の多摩ニュータウン。
こちらは千里ニュータウンの倍以上の
約22万人がお住まいとか・・。
しかしいずれも昭和40年前後に作られた事もあって
老朽化や高齢化の問題がやはりあるみたいですね。
こちらは空き部屋問題?
空き家問題では基本的に
一戸建や長屋などが取り上げられますね。
しかしこうした昭和40年前後に建てられたマンションや団地などの空き家問題がピックアップされるのも時間の問題でしょう。
いや空き部屋問題!?
新築マンションの価格が上がっているのは
いい話なのかも知れません。
ただ今あるものを大事に使うのも重要では?
敷地が狭い一戸建でも長期間、空き家になれば
ご近所に迷惑がかかる事も増えますよね。
ニュータウンにもなればさすがに
計画的に建て替えなどの話もあるでしょう。
これから人口が減っていく中、建替えても
住む人がいるかどうかの問題ですね。
やっぱり人口問題を解決するのは外国人?
日本も欧州並みに移民が増えるのでしょうかね?