今年は特に面白い
アメリカでの試合
今回は昨日、一昨日に行われたボクシングの雑感です。
早速ですがアメリカで行われた吉野修一郎選手の世界WBCライト級挑戦者決定戦。
相手はシャク―ル・スティ―ブンソンというかなり選手。
スティ―ブンソン選手は既に2階級を取っていますね。
今回は3階級制覇に向けての全勝対決でした。
ただ相手がなかなか見つからず吉野選手に順番が回って来たようですね。
試合が始まりましたが吉野選手はスティ―ブンソン選手がサウスポーでやりにくそう。
2回、4回にダウンを奪われましたがそんなにダメージがあるようには見えませんでした。
しかし6回にレフェリーにストップされてTKO負け。
確かに実力差が大きく出ているとはだれもが思っていたでしょう。
ただストップするのが早かったですね。
おそらくそのまま進めていても吉野選手のダメージが蓄積するだけなので止めたのでしょう。
しかし相手の地元試合でKOするしか勝てないし、致し方ないところです。
4月8日の試合
昨日は井上尚弥選手と近い将来、対戦する噂だったアフマダリエフ選手が負けました。
スーパーバンタム級の2団体王座でしたがタパレス選手に敗退。
かなり意外です。
その井上選手の弟、拓真選手が8日、WBA世界バンタム級のチャンピオンになりましたね。
那須川天心選手の後の試合だったので余計に注目されたでしょう。
しかし内容はいつもの塩っぽい感じでしたね。
素人の私にはよくわかりませんがいつも同じ試合を見ているような印象です。
那須川天心選手のデビュー戦は何かとお金が掛かっているよう。おそらく世界戦よりも・・。
私は試合ではキックボクシングの時と同じ印象でした。
とにかく早い!相手がスローに感じるほどに・・。
似て非なるボクシングを半年でここまでできるのはやっぱり天才なのでしょう。
パンチ力どうこう言われているようですがこのままで世界チャンピオンになるでしょう。
センスの塊で帝拳ジム所属であれば強くならない訳がありません。
これからの活躍を誰もが期待してるでしょうね。
年間最高試合候補!
最後に寺地拳四朗選手の世界2団体の防衛戦です。
すでに年間最高試合の話が出ているようですね。
メインにふさわしい、めちゃくちゃ中身の濃い試合でしたし、面白かったですね。
拳四朗選手は前々回の矢吹選手のリベンジマッチから人が変わったように強くなりました。
前回の京口選手との試合も圧巻でしたが今回も素晴らしいKO勝利。
特に今回は相手が骨っぽかったので余計に値打ちがありますね。
相手のオラスクアガ選手は中谷潤人選手と一緒にトレーニングをしているそう。
かなりいい選手です。まだ5戦しかしていませんでしたがかなり強い。
数年前の拳四朗選手であれば負けていたでしょう。
オラスクアガ選手は日本で人気が出るでしょうね。あの試合なら。
注目試合が多い1年
今回のボクシングは色々と堪能させていただきました。
短期間にこれだけ多くの注目試合があるのは珍しいですね。
見る側にとってはありがたい事です。
5月に予定だった井上尚弥選手の試合は7月に延期になりましたが5月21日には中谷潤人選手の王座決定戦や世界ライト級4団体チャンピオンのヘイニ―選手とロマチェンコ選手の戦いも・・。
今年はこれからも楽しみな試合が多いので今後もボクシングに注目です。