住んだままの長屋を売る場合
働きすぎ?休み過ぎ?
5月も中旬にもなると通常の生活に完全に戻りましたね。
GWもはるか昔の話のよう・・。
今年のGWは4月30日、5月1~2日は平日でしたがお休みの方も多かったようですね。
弊社近くの淀川河川敷でもテントを張っているキャンプ中らしい家族が多かったです。
私は時間ができればこの河川敷を40~50分散歩しています。
なので『GW真っ最中かな』なんて思って見ていました。
同じ時期に不動産業者向けの広告セールスで来店した広告会社の新卒社員さん。
お若いので少し話を聞いてみました。
聞くと休み返上で夜遅くまで仕事をしているみたい・・。
ブラック企業ですか?と冗談で言ったのですがすでに新卒退職者も出ているそう・・。
本人は意識高く取り組んでいるようなので問題ないみたいです。
ただ河川敷のキャンプをしているご主人さん達とのギャップを感じましたね。
20年前まではこんな感じでどこも働いていたような・・。
そう思いながらこの新卒社員さんとの会話を楽しんでいました。
多いセリフ
弊社に家を売りたいとのお問合せを頂く売主さんが最初によく言われるセリフがあります。
『古い長屋の売却を考えているのですが大丈夫ですか?』
他社で嫌な対応でもされたのでしょうか?
確かに以前は大手不動産会社なんかは小さな古い長屋は取り扱っても仲介手数料が安いので快く対応しない社員さんもいたような気がします。
空き家の仲介手数料の上限が上がり、尚且つ買主さんからの手数料も上がりました。
なので今では普通に取り扱う不動産会社がほとんどでしょう。
しかしこの長屋でも居住中の物件に関しては相変わらず力を入れない会社が多いかも・・。
空き家仲介手数料は上がったが・・
弊社はある意味『空き家・長屋・連棟買い取り専門店』なので居住中でも対応に変わりなし。
ただ仲介手数料が以前通りの物件なら200万円までの物件の仲介手数料は物件価格の5%です。
400万円でも3%+6万円になりますのである面、賃貸の手数料並になってしまいます。
仮に180万円の査定額が出た居住中長屋の売り手買い手の双方仲介をした場合、買主さん・売主さんから9.9万円ずつの手数料。合計19.8万円(税込)。
空き家の場合は双方33万円(税込)ずつになります。
上下大きいですね。
居住中の長屋売却をお考えの方は
また仮に2000万円の物件の売り手のみの仲介なら手数料は72.6万円(税込)です。
これは空き家、居住中関係ありません。
2000万円の売り手仲介のみと180万円の双方仲介なら後者の方が労力がかかるでしょう。
しかし手数料はやはり物件価格に準じます・・。
この差が空き家手数料の上限が上がった一つの理由でしょう。
しかしあくまで空き家であれば・・。
ただ同じ古い物件でも住んでいれば以前の手数料と変わらないので不動産会社のスタンスは別れそうな気がしています。
もし住んだまま長屋を売ろうとお考えの方は気をつけてくださいね。
空き家の手数料ではありませんから・・。