値上がりですか・・
9月早くも半ばを過ぎました。
2ヶ月ほど前に不動産仲介会社に勤めていた際の元上司から物件の紹介を受けました。

借地の物件ですが弊社の近くにあり場所はものすごくいいところです。
借地なので賃貸収益用として保有する形となりますが購入する意向です。

ただ相続登記がまだなのですぐの取引とはなりません。
相続に関してご自身で手続きをされているそうでまだまだ時間がかかるとの事で
今年中に取引できればいいところでしょうか?

他にも今年は買取の査定を行ってから購入まで時間がかかる案件が多いです。
遠距離の売主様の案件(物件は大阪)はことごとく新型コロナによる
緊急事態宣言で伸び伸びになっています。

また相続登記が必要な案件もなぜか予定していた相続人以外の方が
戸籍を確認している最中に見つかり、予定通りには進まないケースが増えました。
上記の案件などはコチラはどうすることもできないので
気長に待っているところです。

弊社のお得意様(複数回弊社をご利用して家を購入されている方)は
大家業をされているお客様が多いのですがまた今年は物件価格が上がっている・・
という話をよく聞くようになりました。

資金的には新型コロナに関する融資で手元に資金はあるそうですが
買う物件の価格が高いので二の足を踏んでいるとのことです。

中古マンションのワンルームの投資用などの取り扱いは
弊社の場合、あまりありませんので低価格の戸建や長屋が中心です。

その長屋も他社が仲介で出している価格を見ると
その価格設定で誰が買うのかな??と思うほど高く感じるものもあります。


もちろん仲介で売却される場合は売主様の意向や希望も価格に反映することも
多々ありますので文句を言うつもりはありません。

しかし今まで200万円程度で出ていた間取り3DKの一間半間口の長屋が
今では400~500万円で出ることも増えました。

こういう物件はもちろんエリアにもよりますが大阪市内以外で
駅までの距離も近くないものであれば家賃4万円程度といったところです。

しかしこれらの物件は室内はボロボロで購入後、結構なリフォーム費用が必要なケースが多いです。
すると総額700~800万円程度になったりしますので
常連の大家業の方からすると利回りが合わないので購入は見合わせる方が多くなります。

大家業の方の中でも結構な価格交渉をされる方がいますが
そういった方がうまく希望価格まで下がり購入される・・
といった事もあるのかもしれませんね。

土地は新型コロナの影響で下がっているところが増えたニュースもありましたが
現場ではまだ幅広い物件種別で値上がりが続いているのでしょうか?
