喜んでいただきたいところです。
本日は1月5日で仕事始めの方も多くいらっしゃるでしょう。
今日は10時半から門真市三ツ島1丁目の中古テラスハウスの転売のお取引があります。
無事、買い手が決まり取引するわけですが
この物件は元の持ち主さんから買取させていただく際に迷った物件でした。
ガレージ付きの珍しいテラスハウスですが
このガレージに入る土地は他人地になっており、再建築は不可の物件でした。
・・という事は他人地を通ってガレージに入るという事です。
その土地の所有者(昔分譲した不動産会社)に通行同意をもらい買い取り
リフォームをして転売する訳ですが
気にされる方ですと拒絶反応を起こすかもしれません。
元々、この土地は再建築が可能な普通の土地でしたが
建物が建った後、その土地の一部を分筆(土地を分ける)したせいで再建築が不可になりました。
極めてレアなケースだと思いますが
前面道路は公道ですが接面が90㎝しかない為(分筆後)、再建築不可です。
ただこの物件も室内を綺麗にリフォームして、ガレージ付きだったこともあり
居住用ではなく、お問い合わせいただいた方は全て賃貸収益用として考えられていました。
その為、無事転売できたと思います。
家の買取査定で弊社の場合は基本その場で買取金額をご提示しますので
物件の資産価値を間違えると買い取ったはいいが
すぐに損失につながってしまいます。
この買取査定もかなりの場数を踏んでいますがやはり失敗もあります。
しかし色んなケースにも対応できるようになって失敗の数は随分と減りました。
今年は更に適正な買取価格算出を行うとともに
家の売却でお困りな方のお手伝いを1組でも多く行い、喜んでいただきたいところです。
そういえば先月2020年12月の半ばに
大阪都市整備推進センターさんからのご紹介のお客様のところへお伺いしました。
その方は地主さんです。
その地主さんが貸していた土地上建物の所有者が行方不明になり、
長年、空き家状態が続いており、そのうち土地代の支払いも無くなったそうです。
その建物もいつまでも放置していると老朽化が進むこともあり
家庭裁判所に申し立てられ建物収去や土地明け渡しまで認められたという事でした。
その建物は第三者に売却するとまた同じことになる事も考えられるので
リフォームして賃貸収益用として生かせないか・・というご相談でした。
ご紹介いただいた後、何回か大工と一緒にリフォーム見積に伺っている最中ですが
この家は昔1階で居酒屋をやっていたので1階にガレージになるスペースがあります。
浴室がないので新設する必要がありますが
ガレージ付きの面白い賃貸物件に仕上げて
その地主さんに喜んでいただこうと考えているところです。