地震保険
今年の12月は雨も少なくいいお天気が比較的多くて助かります。
今のところ新型コロナの新規感染者数も落ち着いて推移していて
ここ数か月は通常の生活が戻ってきている感じがしますね。
先日、火災保険会社の人が来年のポスターを持参で弊社に来られました。
弊社保有の賃貸物件は火災保険を2年契約しているのですが順次、更新の契約がやってきます。
12月に入って各地で地震が相次いでいて
山梨県東部や和歌山県の紀伊水道などで起こった地震などは南海トラフの前兆とも言われています。
そのせいもあって火災保険の人に地震保険の事を聞きました。
弊社では今まではいずれも入った事はありませんがやはり加入者は増えているそうです。
数年前の大阪の台風などでは火災保険に加入されている方の被害請求が
かなり多かったのですが火災保険と違い、地震保険では損害の程度によって大きな違いがあると言います。
数年前の台風などでは1軒1軒確認せずに保険請求に対応されていたようですが
地震保険では東日本大震災でも1軒1軒確認の上、支払われる保険金が変わったそうです。
今までの地震で全損になる家は少ないらしく、ほとんどが一部損や小半損になり
加入金額の5%~30%しか保険金が出ないとの事でした。
ちなみに数年前の大阪地震の際には
あまりに保険金が出ないと加入者からクレームも出ていたそうです。
弊社の保有している賃貸物件はいずれも老朽化している、
もしくは築年数がかなり経過していることもあって地震保険も検討しています。
地震による火災はもちろん保険金が支払われますが
地震によって全損になるのは主要構造部(基礎、柱、壁、屋根)の損害の額が
50%以上か消失もしくは流失した部分の床面積が延べ床面積の70%以上の場合と書いています。
また地震保険の場合は火災保険の半分までの加入に限られています。
そしてもちろん保険金も加入することによって上がります。
今までの感覚なら大きな地震があれば諦めるしかないかな・・なんて思っていましたが
これだけ地震が各地で起こっていますので今では至急検討しなくてはいけないと思い始めました。
おそらく地震がさらに頻繁に起こるようになれば
地震保険の加入する保険金額も上がる事は必須です。
通常の保険というのはあくまで保険で実際に大阪などでは火災や台風などは滅多に
ありませんので必要最低限度入っておけばという考えの方が多かったと思います。
しかし今では『備えあれば患いなし』と考えを改めた方も
私だけではないのでしょうね・・。