大正13年建築ですが・・
中には立地や外観からは想像しづらい
面白い家もあります。
昨年の2018年の秋ごろに購入させていただいた長屋。
建築年月日は大正13年、お歳としては95歳。
かなりの年配住宅です。
そして路地奥。
この物件は不動産会社の紹介で購入しました。
最初に紹介してもらったときは
購入するつもりはありませんでした。
基本的に長屋の平家(1階建)は
買取はしない事が多いためです。
しかしあまりにも熱心に来られたので
やむなく内覧することにしました。
そして室内を見たら・・・
ほぼ新築同様にリノベーションしていました。
浴室のユニットバスはもちろん新調していましたが
サイズは普通の一戸建に入れるような広さです。
台所は賃貸仕様のものではありますが
新品のキッチンです。
そして平家という事ですがロフト(屋根裏部屋)を新設。
(収納はしごで上り下りします)
これがまたお洒落!
その先のベランダで洗濯をして
干すという形になっていました。
また面白いのがトイレです。
トイレの扉は大正建築らしく歪んでいて
尚且つトイレは和式のまま・・。
どうせリノベーションするなら
全部やればいいのに・・と思ってしまいました。
これも愛嬌みたく何とも面白い長屋です。
ヘンに愛着がわいてきました。
間取りは10帖程の洋室と
キッチン、そしてロフトです。
この物件を購入した場合は最初から賃貸に出す予定。
家を探している人の中には
面白い家に住んでみたいという方もいます。
そういう方に貸そうと思い
室内を確認した後には購入を決めていました。
いつも空き家や長屋の査定に伺うときには
圧倒的に老朽化が進んでいるお宅がほとんどです。
この物件の立地や外観から
室内のギャップは非常に面白かったですね。
気に入りました!
トイレはもちろん購入後に
温水洗浄便座にリフォームしました。
これからもドンドン面白い家に出会えるよう
空き家・長屋の買取専門店として頑張ります!