室内からお陽さんが見えた家
今年の大阪の桜の開花は他地方より少し遅めでしたね。
咲きだしたと思ったらすぐに雨で楽しむ時間も限られていますね。
コロナの件で花見の人が減るかと思っていましたが
桜ノ宮公園では割と多めの人が楽しんでいました。
3月ももうすぐ終わりで明後日からはもう4月です。
今年の不動産の繁忙期(1~3月)としては数こそ例年より減りましたが
割と忙しくさせて頂きました。ありがたい事です。
先日、大阪市内のリフォーム済長屋の売買契約が終わりました。
この物件は昨年の梅雨時期に購入して3~4か月かけてリフォームした物件でした。
査定に行った時には室内からお陽さんが見えていた物件でした。
そういえば前の売主さんは近隣からの苦情で売却を決めたとの事でした。
その苦情とは・・その物件のベランダで猫が亡くなっているので
処理してほしいというものでした。それも区役所から電話がかかってきたそうです。
その売主さんは遠方にお住まいでほとんど放置していた長屋だったのですが
その長い期間で所々の雨漏りがあり、猫ちゃんの住まいと化していました。
2階に上がる階段も朽ちていたので査定の時には2階に上がらず
買取価格を提示した覚えがあります。
その物件を買い取ってからは
まず屋根の葺き替えから始まり、1階の床を落としてスケルトン状態にして
やり直しました。室内は新築のような状態です。
売りに出してからも決まりそうで決まらない状態が続いていましたが
無事契約が完了しました。
おそらく綺麗になって前の売主様も喜んでいただけるのではないかと思っています。
時間はかかりますが
本当にボロボロだった家が新築同様になるのは気持ちがいいものです。
この大掛かりなリフォームを行う場合、転売しても儲からないこともあります。
更地にした方が早いような物件を多くの費用をかけてやり直していますが
やはり好きなのでしょうね。
儲けも大事ですが古い家が綺麗になって気に入った方が購入される。
また所々古いままで残っているところがあるのもまた趣があって好きですね。
最近買った大阪市内の長屋も昭和14年建築です。
最近、宅内の家財の撤去が終わったばかりで
大工とリフォーム見積に今週末に行くのですがこれまた大工が頭を抱えそうな古家です。
屋根こそそのまま使えそうですが外壁や宅内は大幅なリフォームなしでは
住めないような代物です。
ここは軽自動車を停まるようにして間取りを変え、3LDKガレージ付きにする予定です。
掛かる費用については頭が痛いところですが
同じように新築同様にしようと考えています。