家探しのお手伝い
最近はうちの甥っ子夫婦の家探しを手伝っています。
最初にうちが売主のリフォーム済の中古一戸建を参考のために見せました。
LDKが12帖しかないところが気に入りませんでしたが
そこから火が付いたのか『スーモ』や『HOMES』を見て気になった物件があると
すぐにメールが来ます。
今では新婚さんが購入するような築浅の一戸建てや
新築一戸建を案内することがほとんどないので
仲介会社に勤めていたころを色々と思い出しながら手伝っています。
例えば気になった不動産会社売主の中古物件があると
その売主もこちらで調べて評判のいい会社かどうかなどもアドバイスできます。
また広告だけでは一般の人にはわからない部分も同業者ならわかる場合もあります。
建築条件付き売宅地の場合は土地を契約して3か月以内に建物の請負契約をしなくては
いけないことになっていますがその土地建物として仲介手数料を取る会社がたまにあります。
これは宅建業法違反になりますがわからない人はそのまま払ってしまったりします。
こういうところは知り合いに不動産会社関係の人がいると助かるはずです。
またその建築条件付き売宅地で建物プランが掲載してあるのですが
その間取りにガレージがなかったり、軽自動車のみの場合は
前の道がかなり狭いということも同業者ならわかりますね。
また登記費用や銀行ローンの手続などの諸費用の面でも
通常は仲介会社に任せっきりになりますが知り合いがいれば
銀行ローンも自己持ち込みも可能になりますし
司法書士費用もこちらが紹介すればかなり費用は浮きます。
銀行ローンの代行手数料で10万円以上取る会社が多いみたいですが
10万円浮けばかなり大きいですね。
甥っ子はすぐに気に入り、すぐに違う物件に目移りしているようですが
購入申込金を入れて買付証明書を記入し、値段交渉をお願いしてからの
キャンセルはその売主さんに非常に失礼に当たります。
またその交渉をしてもらった不動産会社にも迷惑をかけることになります。
不動産会社同士の暗黙の了解ルールですし、当然のことです。
しかし実際には結構そういう方はいます。
なので本人には物件を気に入って値段交渉を入れてからやめるのは失礼だから
よく考えてから購入申込や交渉事をするように重々言っています。
手伝えることは手伝いますがレインズ(近畿圏不動産流通機構)に掲載していない
物件も多いので弊社が仲介会社として入ることはなさそうです。
身内が家を買う事には反対ではありませんが
購入してからも住んでみないとわからないことも多くあります。ご近所のことなど・・。
出来るなら私の自宅の近くの方が安心ですね。