相続義務化へ・・放棄はどうする?

 

『相続の登記を義務化へ』

 

最近、こんなニュースがありましたね。

 

 

人口減少などによって所有者のわからない

土地が増えているなどの問題解決のため・・。

 

そうした理由から相続登記を義務化する話が出ています。

 

相続した土地や建物がそこそこの金額で

売れるのなら誰も放棄もしませんしありがたい話です。

 

売るのに苦戦しそうな狭小地や老朽化した建物では

相続した方がご苦労されるケースを多々見てきました。

 

しかしなかなか難しい話ですね。

 

相続登記を義務化するということはまず

相続登記費用が捻出できない方は大変でしょう。

 

 

弊社は基本、相続する前に査定を行い売却に際しての資金計画を行い、物件売却及び相続登記を進めます。

 

もちろんご依頼いただく

タイミングによっても変わりますが・・。

 

なのでほとんどの場合、売却した金額から

相続登記費用を捻出する形が多いので問題ありません。

 

売れない可能性がある場合は

査定時にそのようなご説明をします。

 

 

しかし相続登記でよく思うのは戸籍収集の

比較的簡単な場合は問題はないのでしょう。

 

相続人が相当数いらっしゃる方などは

戸籍を集めるのだけでもまず大変なはずです。

 

その中でご年配の方がいらっしゃると

印鑑証明書の手配などかなり時間を要するでしょうね。

 

 

 

先日もこんな話がありました。

 

今年の3月くらいに長屋の買取依頼があり

査定を行い、買取金額も了承をいただきました。

 

その後、相続登記をご自身で行い完了したら

買取させていただく・・というお話でした。

 

 

今年の秋もバタバタしていましたので

9月くらいにはもうそろそろかなと待っていました。

 

しかし連絡がなかったので他社にでも依頼されたかな・・

なんて思っていました。

 

今月の初めに『相続登記が完了しました!』

と連絡がありました。

 

そして謄本を新たに取得し、確認してみると

土地と建物は確かに相続が完了していました。

 

しかし通路持分の相続をお忘れになっていました。

 

 

法務局や司法書士に相談をされていたようですが

依頼した訳ではないので気づかなかったそうです。

 

早く名義を抜きたいそうで通路の持分は後にし、

本体の土地建物を先に弊社に移転してする事に。

 

通路の持分は相続ができてから

移転する形で先日、一旦取引を行いました。

 

 

予期せぬ相続が発生した場合には

こんな事態も度々起こりそうな気がします。

 

ちなみに売主様自身で相続された物件買取で

この道路持分をお忘れになっていた方は今年2回目です。

 

しかし相続していればいいですよね、

所有者がはっきりするので。

 

 

逆に相続放棄をした不動産が大量になったら

国や行政は管理が大変でしょうね。

 

相続放棄をするくらいの土地や家です。

 

あらゆるところに所有者不明土地や建物が増えてしまい

収拾がつかなくなりそう・・。

 

さてこの放棄に関してはどういう手を打つのでしょうか?

 

秘密厳守年中無休24時間受付

不動産無料査定・
相談実施中!

株式会社フォローウィンドコーポレーションでは大阪市内を中心とする関西圏にて『空き家・長屋』『中古マンション』『土地』『中古一戸建』などの不動産物件の無料査定、無料訪問相談を年中無休で実施中です。

0120-618-050

※当社規定により引き取れない場合もございます