大阪でも多い空き家・長屋<その⑥>
今回で空き家・長屋シリーズは最終回です。
私は田舎育ちで古い家で育ったことから
基本、古い家は大好きなのです。
だから好んで空き家・長屋を取り扱っている部分があります。
しかしもし長屋で老朽化がひどく、
長年空き家にしている状態であればやはり売却をお勧めします。
もちろんご自身で改装して賃貸収益目的で保有される
又、近所に居住していて何かあればすぐに駆けつけられるのであれば問題ありません。
ここからは空き家・長屋の保有リスクをお話したいと思います。
まず屋根・柱・基礎などが隣家と共有(ひっついている)で
屋根等から雨漏りすれば隣に迷惑がかかることもあります。
又、床下の白アリなども同じ理屈です。
弊社も経験がありますが防蟻工事(シロアリ駆除)を
しても長屋の場合、保証が出ない事がほとんどです。
なぜなら自身のところのみ工事をしても、
隣からシロアリがやってくる可能性が大きいからです。
自分の家であっても運命共同体的な一棟の建物の一つです。
何かあってもすぐに行けない遠方にて管理しているような長屋をお持ちな方は『早い段階での売却』か『誰かを住ませる』ような処置が望ましいと考えます。
何かあった際には予期せぬ莫大な費用が発生するといった危険性もあります。
弊社に空き家や長屋の売却・買取のお問い合わせを
頂く方の中にももう少し早い段階でお声をかけていただければ助かります。
なぜならもう少し高い査定金額が出せたと思う方が
非常に多くいらっしゃたからです。
家の売却は頼んでしまえばそうでもありませんが
中々面倒に感じておられる方も多いと思います。
又、どこに頼んでいいのか分からない方もいらっしゃると思います。
しかし不動産会社が敬遠するような状態になる前(崩壊寸前)に
数社に無料査定をしてもらう事をおススメ致します。