賃貸物件の借主の話
何回か前に書いた最高の借主さん
大阪市内にある賃貸で貸している長屋の借主さんが今月で退去します。
2年半住んでくれたご家族です。
家賃の入金も前月の半ばまでに入れてくれるものすごくいい方でした。
この方の退去される理由は隣家です。
隣家の方は母親と息子さんなのですが
息子さんが隣の物音に敏感ですぐに文句を言ってくるらしく
そのことに疲れたので退去するというものでした。
このご家族のお子さんがまだ幼稚園児なのでどうしても
物音は出てしまいます。
またそのお隣の音も結構するらしいのですがそれに関しては自覚がないようなのです。
こちらとしても致し方ありませんが非常に残念なお話です。
弊社の保有している賃貸物件は15件ほどありますがほとんどは長屋です。
このような形で出る方は実は初めてなのです。
ほとんどの物件は貸し出しを始めてから入居いただいた方はずっと住んで
いただいていますが退去された物件は数件のみです。
しかし退去が早い物件はきまっています。
ある寝屋川市某所にある物件は長屋でも隣を切り離していますので
今では一戸建になっています。
この家に関しては1年半前から賃貸募集を始めましたが
既に今では3組目の方が住んでいます。
最初の方は近所の人がビックリするくらいの奇声を発するような人で(女性)
近所の人からこちらにクレームが来るくらいで半年ほどで退去。
その次の賃借人はこのブログでも書いた困った(本当に)借主で
これまた居住は半年ほど。
おまけに家をボロボロにして出ていきました。
退去時に原状回復費用として家賃数か月分を頂きましたが
次から次と直すところ出てきて金額的には全く足りないほどでした。
そして3組目の方が1か月前から入居されていますが
最初からアチコチが悪いので直してほしい・・となりました。
すぐに大工に行ってもらいましたが直すことも無いような内容だったそうです。
当然、大家の立場としてはやらねばならないことはやりますが
必要以上に言われるのはつらいところです。
逆にいい人が住んでいたところは又次の人はいい人が入るものです。
東大阪市某所の長屋に以前住んでいた方が昨年、高齢でお亡くなりになりました。
家賃の支払いに関しても全く問題のない方でした。
やむなく身内の方が退去の手続きに来られて
また手直しをして貸し出しましたがすぐに法人さんが会社の寮として借りてくれることに。
もちろん家賃はきっちり入りますので問題ございません。
今では毎月、保証会社経由で家賃が入る方はお一人のみ。
昔と違い保証会社がありますので本当に助かります。