長屋は強い!?<その⑦相続放棄物件?>

 

長屋は強いシリーズも今回で早くも7回目。

今回は長屋の査定や買取で実際にあったケースをご紹介します。

 

 

長屋の売却依頼の中でやはり多いのが相続をした後やこれから相続をして売却したいといったケースです。

 

 

最近あった売却依頼です。

その長屋の土地は借地。

 

その上の建物だけの買取もしくは売却のご相談でした。

建物は依頼者の母親名義で建物が先般の台風で屋根の瓦がずれて雨漏りが発生。

 

 

また外壁のモルタルも少し落ちてその中のバラ板が見えているような状態。

その方は相続放棄をされたそうなのですがご近所に連絡先を伝えていて補修してほしい旨の連絡が来るそうです。

 

当然、相続放棄をしているので売却する権利はありません。

しかし買い取ってほしい・・。

 

ただ財産の相続権がある方の全てが放棄されているとのこと・・。

 

 

私も20年以上不動産関係の仕事をしていますが最近も名義人が『相続人不在』という物件と初めて遭遇しました。

 

今後。相続する家が極めて売却困難な著しい老朽化物件であれば全ての相続人が相続放棄して国の財産になり、処分や有効活用に困る時代が来るのでしょうか?

 

怖い『空き家問題』です・・。

 

 

 

ネガティブな面が出る場合もある長屋の空き家です。

 

先ほどの全ての方が相続放棄している物件売却については現在進行形なので方向性がはっきりすればまたこのブログでご紹介したいと思います。

 

 

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