『あたし宅建持ってんねん!けど重要事項説明の内容は、さっぱりわからんわ』

『あたし宅建持ってんねん!けど重要事項説明の内容は、さっぱりわからんわ』

 

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「あたし宅建持ってんねん!」

 

不動産会社に勤めている人からこんなことを言われたら、

「おお~!それやったら不動産のこと何でも知ってるんや!」

と思いません?

 

いやいやいや。

そんなことはありません(笑)。

 

ちなみに弊社代表の私も宅地建物取引士です。

 

ただし……

取得するまで何年もかかりました。

 

「そんな難しい資格なん?」

と言われそうですが、それについては後ほど。

 

まず宅建という資格、正式名称は**「宅地建物取引士」**。

不動産業界では非常に重要な国家資格です。

 

宅建試験って、そんなに難しいの?

 

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2025年度(令和7年度)の宅建試験は、

受験者245,462人に対して合格者45,821人。

 

合格率は18.7%でした。 (合格ネット)

だいたい5人に1人くらい。

 

「ほんならメチャクチャ難関資格やん!」

というほどでもないけれど、

 

「ちょっと勉強したら誰でも受かるで~」

という資格でもありません。

 

試験は基本的に50問の四肢択一。

 

民法などの権利関係、宅建業法、法令上の制限、税金など、

不動産取引に必要となる幅広い知識が問われます。

 

そして勉強が好きな人、試験勉強が得意な人は

結構サクッと取ったりします。

 

実はうちの甥っ子。

育休中に勉強して、一発で宅建に合格しました。

 

……。

案外、賢いやないか。

 

私は何年もかかりました。言い訳させてもらっていいですか?

 

 

 

一方の私。

 

仕事をしながら宅建を取りましたが、

何年もかかりました。

 

ここで少しだけ言い訳をさせてください。

 

私が若かった頃の不動産会社というのは、

今とは働き方が全然違いました。

 

朝8時くらいから仕事して、

夜11時くらいまで会社にいる。

 

そんなことも珍しくなかった時代です。

 

家に帰って、「よーし!民法勉強するぞ!」

……。

 

できるかいな。眠たいわ(笑)。

 

とはいえ、何年もかかった理由を

全部仕事のせいにするのも違います。

 

甥っ子は一発で取ってますからね。

やっぱり案外賢かったんでしょう。

 

そして私の勉強方法には

一つ良かったところもありました。

実際に不動産の仕事をしながら勉強していたことです。

 

テキストを読んでいると、

「ああ~!これ、この前の契約で出てきたやつや!」

 

「なるほど。だからこういう説明するんか!」

 

みたいに、現場と試験問題が

突然つながることがあるんです。

 

これは結構面白かったですね。

 

昔は「宅建持ってます」でチヤホヤされた?

 

 

私が若かった頃は、今以上に宅建を持っている人が

不動産会社で重宝されていた印象があります。

 

「宅建持ってんの?」

「はい」

 

「おお~!」

みたいな(笑)。

 

なぜそんなに必要だったのか。

 

宅建業を営む事務所には、原則として**従業者5人につき

1人以上の割合で専任の宅地建物取引士を置く必要があります。

**この要件を満たさなければ

宅建業の免許を受けることができません。 (国土交通省)

 

だから資格者は会社にとって大事な存在なんです。

 

昔は会社に勤めてもいないのに資格だけ貸して、

お金をもらう――

いわゆる名義貸しの話を耳にすることもありました。

 

もちろん、これはアカンやつです。

 

昔なら良かったという話ではありません。

 

そして宅建士にしかできない重要な仕事がある

 

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代表的なのが、

売買や賃貸の契約前に行う重要事項説明です。

 

宅建士が資格者証を提示したうえで、

取引に関する重要な内容を説明します。 (国土交通省)

 

不動産を買ったことがある人なら、

「ああ、契約の前に難しい説明いっぱい聞いたやつ!」

と思い出すかもしれません。

 

ところがですよ。

 

宅建試験に合格したばかりの人に、

実際の重要事項説明書をポンと渡して、

「ほな、これ調査して作って」と言ったらどうでしょう。

 

「…………。」

 

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「あたし宅建持ってんねん!けど重説の内容さっぱりわからんわ」

 

いや、これでええんです。

 

最初から全部分かる人なんて、そうそういません。

 

用途地域。建ぺい率。容積率。

接道。私道負担。上下水道。管理規約。

越境。再建築できるのか。

 

そして大阪の古い長屋なんか現場へ行ったら、

 

「前に公共下水あるのに、この家の奥の風呂、

裏の私設管へ流してへんか?」

 

……。

 

そんな問題、宅建試験に出てこんがな(笑)。

 

実際の不動産は一軒一軒違います。

 

弊社が得意としている古い長屋や

再建築不可物件になれば、なおさらです。

 

「道路がある=建て替えできる」

なんて単純な話ではありません。

 

弊社が実際に扱っているような物件については、

こちらにも現場例があります。

 

再建築不可の長屋も買取OK!【大阪市内】

 

現場へ行くと、教科書の文字が立体的になってくる

 

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だから不動産屋は現場へ行きます。

 

物件を見る。道路を見る。

法務局へ行く。役所で調査する。

管理会社へ確認する。分からなければ先輩に聞く。

 

そうやって経験を積んでいくうちに、

 

宅建の勉強で覚えた知識が、

「ああ、こういうことやったんか!」

とつながってきます。

 

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逆も同じです。

 

現場だけやっていて何となく覚えていたことが、

宅建を勉強することで、

「法律ではこういう意味やったんや」

と納得することもあります。

 

私自身、仕事をしながら宅建を勉強したからこそ、

変に納得できたことがたくさんありました。

 

これが資格勉強と実務を

同時にやる面白いところかもしれません。

 

結局、「資格」と「現場」のどっちが大事なん?

 

両方です。

 

これが30年近く不動産の現場にいる私の答えです。

 

資格を持っているだけで、

すべての不動産が分かるわけではありません。

 

だからといって、

「現場経験が長いから資格なんかいらん!」

という話でもありません。

 

宅建を勉強することで

法律や取引の基本を体系的に学べる。

 

そして現場へ出ることで、

その知識の使い方が分かってくる。

 

資格の勉強をすると、

現場でやっていたことの意味が分かる。

 

現場を経験すると、

資格で勉強したことの意味がもっと分かる。

 

これなんですよね。

不動産という仕事は、教科書だけでもあきません。

 

現場だけでもあきません。資格+現場。

 

両方積み重なって、ようやく分かってくることが

増えていく仕事なんやと思います。

 

ちなみに私は宅建取得まで何年もかかりました。

 

甥っ子は育休中に一発合格。

……。

 

やっぱり、あいつ案外賢いな。


宅建についてよくあるQ&A

 

 

Q.宅建を持っていれば不動産のことは何でも分かりますか?

 

いいえ。宅建試験では不動産取引に必要な法律や制度を

幅広く勉強しますが、個々の物件調査や価格判断などは

実務経験によって身につく部分も非常に大きいです。

 

Q.不動産会社の社長自身が宅建士でないとダメですか?

 

社長本人が宅建士である必要はありません。

ただし宅建業の事務所には、原則として従業者5人につき

1人以上の専任宅建士を置く必要があります。 (国土交通省)

 

Q.重要事項説明は誰でもできますか?

 

宅建業法上の重要事項説明は宅地建物取引士が行います。

資格を取る意味が非常に大きい業務の一つです。

(国土交通省)

 

Q.古い長屋や再建築不可物件も、宅建の知識だけで判断できますか?

 

法律知識は大切ですが、現地・道路・権利関係・

インフラなど個別調査が重要です。

 

弊社では大阪市内を中心に、老朽化した長屋や

再建築不可物件なども実際に現地を確認したうえで

査定しています。 (フォローウィンド)

 

現場で扱っている物件や弊社の買取についてはこちらです。

 

大阪の不動産買取・売却|フォローウィンド

大阪の空き家・長屋・老朽化物件の買取について

 


 

筆者松本 親幸
  • 不動産キャリア29年
  • 株式会社フォローウィンドコーポレーション代表取締役
  • 宅地建物取引士
個人的には今までの不動産業経歴において1,500件超のお取引に関わっております。
どんな物件買取もお任せ下さい!

若い時にはリフォームの仕事も経験済。
売主様には査定時に買取価格を算出します!

家の買取や売却のご依頼・ご相談は
ワンちゃんと古い家が大好きな白髪交じりの私・松本が全てご対応いたします!

秘密厳守/年中無休/24時間受付

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株式会社フォローウィンドコーポレーションでは大阪市内を中心とする関西圏にて『空き家・長屋』『中古マンション』『土地』『中古一戸建』などの不動産物件の無料査定、無料訪問相談を年中無休で実施中です。

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※当社規定により引き取れない場合もございます