【古家・長屋でも売れる?】大阪市住之江区で“今”買い手が多い物件タイプと駅別人気エリア

 

「古い長屋や築40年以上の家って、もう売れないのでは?」
そう不安に思う方も多いのではないでしょうか。

 

実は近年、大阪市住之江区では**“古家付き土地”や“長屋”でも売れるケースが増えています。**

背景には「リノベーション需要」「現状渡し買取の普及」「再開発による地価安定」があり、築古物件に再び注目が集まっているのです。

 

本記事では、住之江区における不動産市場の現状から、売れやすい物件の条件、そして駅別の人気エリアとその特徴を徹底解説します。

「古い家でも価値があるのか知りたい」「売却できる可能性を探りたい」という方に、具体的なヒントをお届けします。

 


1. 住之江区の不動産市場の“今”

1-1. 2025年の地価と売却動向

住之江区の地価は2020年代以降、**大きな下落も上昇もない「安定型」**です。

大阪市内の他区と比べて価格帯が手頃なため、**実需層(自分で住む目的の購入者)**の動きが堅調。

 

特に2024〜2025年にかけては、

  • 四つ橋線沿線の利便性エリア(北加賀屋・住之江公園)
  • 南海線・阪堺線沿線の地元志向エリア(粉浜・安立町)
    などで古家や長屋の再利用が進み、リノベーション済みの戸建てが高い人気を集めています。

1-2. 古家でも“買い手がいる”理由

  1. リノベ需要の高まり
    「新築よりも自分好みにリフォームしたい」層が増加。
  2. 再建築目的の買い手
    土地活用を目的に古家を購入する個人・法人も。
  3. 買取業者による現状買い
    「解体不要・片付け不要」で即現金化できる仕組みが広がっています。

 

つまり、「古い=売れない」ではなく、『古いからこそ買う層』が存在するのが住之江区の現状です。

 


2. 売れやすい物件の条件とは?

2-1. 買い手が注目する3つのポイント

1️⃣ 駅徒歩10分以内
→ 買い手の多くが通勤・通学を考慮。徒歩圏内は成約スピードが早いです。
2️⃣ 接道条件が良い(幅4m以上)
→ 再建築・車庫設置などの自由度が高く、買い手の安心感に直結。
3️⃣ 土地形状が整っている
→ 長方形や南向きは人気が高く、坪単価が上がりやすい傾向。

2-2. “古家でも売れる”3つの条件

  • 構造がしっかりしている木造住宅(建替え・リノベしやすい)
  • 現状渡し可能な状態(クリーニング程度でOK)
  • 法的・登記の整理が済んでいる(共有名義・相続登記など)

2-3. 売れにくい物件と対策

売れにくい理由 対応策
再建築不可 土地買取専門業者へ相談・隣地協議で再建築化を検討
連棟長屋 切り離し・一棟売り・再建築相談を組み合わせる
共有名義 早めの相続登記・代表名義の一本化でスムーズ化

 


3. 駅別に見る!住之江区で“売れやすい”エリア7選

3-1. 北加賀屋駅(地下鉄四つ橋線)

ここ数年でアートとカフェの街として注目されるエリア。
若年層・クリエイター層が流入し、築古リノベ物件の人気が急上昇しています。

  • 駅徒歩10分以内なら古家でも成約早め
  • 特に「北加賀屋1〜4丁目」は再建築可の土地が多く、流通しやすい

🟩売れやすいタイプ:古家付き土地、木造長屋

 


3-2. 住之江公園駅(四つ橋線・ニュートラム)

 

2路線利用でき、大阪中心部へのアクセス抜群。
ファミリー層の転入が多く、駅近戸建・マンションは常に需要あり。

  • 徒歩5〜8分圏内は坪単価が安定(坪55〜65万円程度)
  • 周辺は教育施設・公園が充実

🟩売れやすいタイプ:戸建・マンション・築浅中古住宅

 


3-3. 粉浜駅(南海本線)

 

古くからの住宅街でありながら、再開発の動きも見え始めています。
“昭和の長屋”が多く、近年はリフォーム業者による再生販売が増加中。

  • 粉浜1〜3丁目は人気が高く、現状渡しでも買い手が付きやすい
  • 南海線沿線で心斎橋・難波方面への通勤アクセス良好

🟩売れやすいタイプ:木造戸建、長屋、古家付き土地


3-4. 安立町駅(阪堺線)

 

南海線と阪堺線の交差エリア。静かで落ち着いた住宅街が多く、生活利便性と価格バランスが魅力。

  • 駅徒歩5分圏内で坪40〜50万円台と手頃
  • 初めて不動産を買う層・リフォーム志向層に人気

🟩売れやすいタイプ:長屋、古家、連棟住宅


3-5. 住吉大社駅(南海本線)

 

歴史と緑が調和する街。神社周辺の落ち着いた住環境が評価されています。

  • 高齢世代の相続売却が多い
  • 「静かに暮らしたい層」「セカンドハウス需要」もあり

 

🟩売れやすいタイプ:古家付き土地・和風建築住宅


3-6. 平林駅(ニュートラム)

 

工業・倉庫エリアですが、近年は物流拠点の需要増加で注目。

  • 土地・倉庫併用住宅の売却が活発
  • 業者・法人による買取もあり

 

🟩売れやすいタイプ:土地、倉庫付き住宅

 


3-7. 南港口〜フェリーターミナルエリア

 

大型マンション群が中心。大阪湾に面し、ファミリー層と単身層の需要が共存。

  • 駅徒歩圏の中古マンションは回転が速い
  • 分譲マンションでも築30年以上が動いている

 

🟩売れやすいタイプ:マンション・区画整った土地

 


4. 売却をスムーズに進めるための準備

4-1. 名義と登記を整理しておく

相続登記の義務化(2024年施行)により、放置していると売れないリスクが増加。
戸籍・遺産分割協議書を揃え、早めに名義を整理しましょう。

4-2. 建物の状態確認と「現状渡し」

瑕疵(かし=欠陥)を隠さず、簡単な修繕・清掃のみでOK。
“古さを正直に伝える”ほうが信頼につながります。

4-3. 査定は「一括サイト+地域密着」で比較

ネット査定で概算を知りつつ、地域業者の現地査定でリアル相場を確認。
両方活用がベストです。

 


5. 売却の選択肢:仲介 or 買取?

項目 仲介 買取
特徴 高く売れる可能性 早く売れる・即現金化
買い手 一般個人 不動産会社
向いているケース 時間に余裕・高値希望 相続・空き家・築古
手間 内覧・広告が必要 手間ほぼなし

 

古家や長屋など「見栄えに自信がない物件」は、買取の方が早期売却・トラブル回避につながることが多いです。

 


6. 売却成功の3つのコツ

 

1️⃣ 売却時期を見極める
→ 春(2〜4月)・秋(9〜11月)は成約率が高い。
2️⃣ 印象アップの工夫
→ ゴミ・荷物の整理、日中の写真撮影で印象UP。
3️⃣ 税金・費用を事前把握
→ 譲渡所得税・仲介手数料・測量費などを事前に確認。

 


7. まとめ:古家でも“エリア次第”で売れる時代に

 

住之江区は、**「築古でも買い手が見つかるエリア」**です。
駅近・整形地・名義整理済みという3条件が揃えば、長屋や古家でも十分に売却チャンスがあります。

 

大切なのは、「今の市場価値を知る」こと。

相場を把握することで、損せず・安心して次のステップへ進めます。


8. 無料相談・シミュレーションのご案内

「再建築不可だけど売れる?」「相続登記がまだ…」

そんな時は、専門家に相談して

**“あなたの家の今の価値”**を確認しましょう。

条件次第では、古家のままでも現金化できるケースがあります。

 


不動産売買等でのよくある質問

Q1:査定や相談は無料ですか?

はい、一般的に無料です。複数社に依頼しても費用はかかりません。

Q2:長屋や連棟でも買い取ってもらえますか?

可能です。切り離しや一棟買取に対応する会社もあります。

Q3:再建築不可物件でも売れますか?

売却可能です。隣地買取や業者向け買取が中心になります。

Q4:古家付き土地のまま売るのと、更地にするのはどちらが有利?

現状渡しでも売れるケースが多いです。解体費がかからない分、現状のまま査定するのが得策。

Q5:売却後の税金はどれくらいかかりますか?

譲渡所得税は利益の約20%が目安ですが、相続・居住用などの特例で軽減される場合もあります。

 


 

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