マンションや中古一戸建を売るときに得する人、損する人は時の運次第? 友人は得して、先輩は500万円損した…その差はどこにあったのか
「同じ時期に売ったのに、結果が真逆」ってどういうこと?
不動産を売ろうと考え始めたとき、
こんな話を耳にしたことはありませんか?
- 友人は新築マンションを購入して、買ったとき以上の価格で売れた
- 会社の先輩は中古一戸建を売って、500万円以上損したと言っていた
同じように家を売っただけなのに、この差は何!?
多くの人がここでこう思います。
「結局、不動産って時の運なんちゃうの?」
確かに、市場の影響はあります。
でも実際は、運だけで片づけるには
無理がある差が生まれています。
この記事では、「得した人」と「損した人」の違いを、
感情・判断・行動の視点から整理していきます。

友人はなぜ“購入価格以上”で売れたのか
まず、得した友人のケースを考えてみます。
よくあるのはこんな流れです。
- 新築マンションを購入
- 立地が良く、人気エリア
- 数年後に住み替えを検討
- 売却したら、購入価格より高く売れた
この話だけ聞くと、「買うタイミングが良かった」
「新築マンションは得」と思いがちです。
ですが、ここで見落としがちなのが
**“売るときの判断”**です。
得している人ほど、
- 売り急いでいない
- 相場を冷静に見ている
- 「いくらなら売るか」を先に決めている
つまり、売却に対して余裕がある状態で動いています。
この余裕が、結果として価格交渉・
売り出し条件・タイミングの幅を生みます。

先輩はなぜ500万円も損したのか
一方、500万円以上損したという先輩。
こちらの話をよく聞くと、
だいたい次のような背景があります。
- 中古一戸建に長年住んでいた
- 子どもが独立し、住み替えを決意
- 「今売らないと価値が下がる」と焦った
- 言われるがまま価格を下げて売却
ここでポイントなのは、損した原因が
“価格の上下”だけではないという点です。
多くの場合、
- 焦り
- 不安
- 比較対象が分からない状態
この3つが重なっています。
結果として、「早く終わらせたい」「もうこれでいい」
という判断になり、本来取れたはずの選択肢を
自分で潰してしまうのです。

得する人・損する人の差は「運」ではない
ここまでを整理すると、
友人と先輩の差はこう言い換えられます。
- 友人:
→ 売る・売らないの主導権を持っていた
- 先輩:
→ 状況に追われて売るしかなかった
この違いは、市場が良かった・悪かった以前の問題です。
不動産売却でよくある誤解が、「高く売れた=運が良い」
「安く売れた=運が悪い」という考え方です。
実際は、売却前の準備と判断で
“運に見える差”が生まれています。

同じ時期でも結果が変わる3つの理由
① 売却理由が整理されていたか
得している人は、「なぜ売るのか」が明確です。
- 住み替えの期限
- 希望価格
- 売れなかった場合の次の手
これが決まっていると、途中でブレません。
逆に損しやすい人は、「なんとなく売る」
「不安だから売る」状態で進んでしまいます。

② 最初の価格設定をどう考えたか
価格は高ければ良いわけでも、
低ければ早く売れるわけでもありません。
最初に無理な価格を出すと、
- 問い合わせが減る
- 売れ残り感が出る
- 値下げせざるを得ない
この流れに入ると、精神的にも
追い込まれやすくなります。

③ 誰の意見を基準にしたか
「高く売れますよ」「今は厳しいですよ」
どちらの意見も、単体で信じるのは危険です。
得している人は、複数の意見を並べて比較し、
自分の判断基準を持っています。

「今売るべきか?」と悩んだときの考え方
多くの人が一番悩むのが、
「今は売り時なのかどうか」です。
ですが、売り時=最高値ではありません。
- 今の生活に合っているか
- 将来の負担にならないか
- 精神的に無理していないか
こうした要素を無視して「もっと上がるかも」で
待つと、後悔するケースも多いです。
売却は、価格だけでなく納得感が重要です。

運に左右されにくくするためにできること
運の要素を減らすために、
やっておきたいことはシンプルです。
- 早めに情報を集める
- 売却シナリオを複数考える
- 「売らない選択」も残しておく
こうしておくと、友人のように「結果的に得した」
という形になりやすくなります。

まとめ|差が出たのは「タイミング」より「判断」
友人が得して、先輩が500万円損した。
この差は、単なる運ではありません。
- どんな気持ちで売ったのか
- どんな準備をしていたのか
- 主導権を持っていたのか
ここが結果を分けています。
不動産売却は、一度きりの大きな判断です。
「時の運やから仕方ない」と決めつける前に、
自分の判断軸を整理することが、一番の損失回避になります。

不動産売買等でのよくある質問
周りが得していると焦って売るのは危険ですか?
焦りが判断を鈍らせることは多いです。
まずは情報整理から始めるのがおすすめです。
新築マンションは必ず得しますか?
立地や条件次第です。
新築だから必ず得するわけではありません。
損しない売却は可能ですか?
価格だけでなく、納得できる条件で売ることが
「損しない売却」と言えます。
売るか迷っている段階でも動いていい?
問題ありません。
情報収集だけ先に進める人も多いです。

