不動産屋・家財撤去業者・工務店『大阪でしか成立せぇへん三つ巴の現場』 〜誰も表では言わん“本音”の話〜
舞台は大阪市内、
環状線の内側、でも駅からは微妙に遠い。

築年数?誰も分からん。
- 相続で取得
- 何年も放置
- 中は家財パンパン
- 雨漏りあり
- でも場所は悪くない
不動産業界で言う
**「ややこしいけど、放したら惜しい物件」**や。
登場人物(全員クセ強め)
- 不動産屋A
→ まとめ役。数字と段取り担当。
→ 心の中では常に電卓叩いてる。 - 家財撤去屋B
→ 現場命。仕事早い。口悪い。
→ 利益薄い仕事は一番嫌い。 - 工務店の親方C
→ 40年以上大工。
→ 「それ無理やろ」が口癖。
全員、大阪で長く生き残ってきたタイプや。
物件初見、三者三様のリアクション

不動産屋A(心の声)
「…まぁ、売れるな」
「買取でも一般でもいける」
「ただ、金かかるでこれは」
表情は冷静。
でも頭の中は撤去費・工事費・利益計算でフル回転。
家財撤去屋B(即答)
「これ?一日で終わるわ」
でも続けて小声で👇
「……単価次第やけどな」
Bは知ってる。
この手の現場、**“安く見られがち”**やってことを。
工務店C(無言)
親方C、入った瞬間、天井・柱・床を見る。
一言も発さへん。
この沈黙が、一番怖い。
家財撤去屋Bの本音(対・不動産会社)

現場出る前、BがAに言う。
「で、いくらなん?」
A、少し濁す。「まぁ…相場くらいで」
Bの心の声
「またそれか」
「相場って言葉、便利すぎるやろ」
Bから見た不動産屋はこうや👇
- バックマージン前提
- 「これくらいでできるやろ」感覚
- 現場のキツさ見てへん
「この物量でこの単価?正直、割に合わんで」
でもBは言わへん。
大阪ではな、角立てたら次の仕事減る。

不動産屋Aの本音(対・家財撤去屋)
Aもな、楽ちゃう。
「撤去高い言われてもな…
売主は金出したがらんし」
Aの頭の中👇
- 売主の予算
- 価格下げたくない
- でも撤去せな売れへん
「正直、家財撤去って
もっと安い思われがちやねん…」
Aは板挟み。
- 業者からは「安すぎ」
- 売主からは「高すぎ」
一番ストレス溜まる立場や。
工務店Cの本音(対・不動産会社)

家財撤去が進んだ後、Cが口開く。
「これな、想像より傷んどるで」
A、すぐ聞く。
「で、いくらくらい?」
C、即答。
「この予算で?できるわけないやろ」
Cの心の声
「また無茶言うてきたな」
「テレビのリフォーム番組ちゃうぞ」
Cから見た不動産屋👇
- 工期短く
- 予算は最低限
- でも仕上がりは綺麗に
「その金額でその工事内容?ほぼ慈善事業や」
不動産屋Aの本音(対・工務店)
Aもイラっとしてる。
「いやいや、それ盛ってへん?」
心の中では👇
- 見積り高ない?
- どこまで必要?
- それほんまに要る?
「正直、大工さんの見積りって分かりにくいねん」
Aは疑う“ちょっとボッてへんか?”って。

三者の本音がぶつかる瞬間
ある瞬間、全員の本音が一気に出た。
B(家財撤去)
「この現場、正直この単価やと
もう一回はやりたない」
C(工務店)
「この予算やったらちゃんとした工事は無理や」
A(不動産屋)
「でもな、これ以上コストかけたら
物件として成立せぇへん」
一瞬、空気止まる。
そこで出た“大阪の着地点”
親方Cが言う。
「ほな、やるとこ絞ろ」
Bが続ける。
「撤去も、手間かかるとこ省こ」
Aがまとめる。
「売り方、現状寄りに切り替えよ」
これや。👉 全員、少しずつ譲る

結果どうなったか
- フル改修 → 最低限補修
- 家財一部残し → 現状売り
- 価格は下げた
でもな、
- クレームなし
- トラブルなし
- 次の仕事も続いた
三者それぞれの“飲み込んだ本音”
家財撤去屋B
「まぁ、仕事続くならええか」
工務店C
「無理せん工事が一番や」
不動産屋A
「全員潰れんで済んだな」
まとめ:大阪の現場は“正論”だけやと回らん
この話で一番言いたいのはこれ。
- 家財撤去屋は
→ 安請けしたら死ぬ - 工務店は
→ 無理な工事したら信用失う - 不動産屋は
→ 板挟みで一番消耗する
でもな、大阪では「次も一緒に仕事できるか」
これが金より大事な判断基準になる。

最後に
大阪の不動産現場は、建物より
人の本音のほうが古い。
それを分かってる業者が揃った時、
ややこしい物件ほど、ちゃんと着地する。

