不動産“買取します”の裏側|実は仲介しかしない会社が多いってホント?大阪市内の築古一戸建の売却で失敗しない見分け方を徹底解説
■ もう正直に言います。「買取します」と言いながら、実際は仲介しかしない会社は本当に多いです。
大阪市内で築古の一戸建を売ろうとすると、
だいたい一度はこの壁にぶつかります。
・広告では「買取します!」
・電話したら「すぐに査定できます!」
・いざ家を見せたら「これは買取できないですね。
仲介なら可能です」
……いや、最初から仲介だけなら「買取します」なんて
言うなよ!とツッコミたくなる人が大半です。
この怒り、めちゃくちゃ分かります。
とくに築40年・50年の家や、長屋・連棟のように扱いが難しい物件を持っていると、なおさら「買取ってくれないのかよ…」と落胆も大きいはず。
この記事では、この “買取する気がない買取業者”問題の真相 と、ほんまに買取してくれる業者を見抜く方法 を徹底的に解説します。

なぜ“買取します”と言いながら仲介しかしない会社が多いのか?
● 仲介手数料が収益源だから
不動産会社にとって、もっとも
安定した収益は 仲介手数料 です。
物件を買い取る場合、会社側が一度お金を出さないと
いけない上に、再販売のリスクも背負うことになります。
つまり、
- 仲介 → ノーリスクで手数料が入る
- 買取 → リスクを取って在庫を抱える
よほど買い取っても利益が出る物件でない限り
、積極的に買取したがらない…というのが現実です。

● 買取のほうが責任が重い
買取ってしまえば、物件の欠陥(瑕疵)については
買主(=不動産会社)が背負う ことになります。
築古一戸建の場合、
- シロアリ
- 雨漏り
- 配管トラブル
- 建物の大幅な劣化
こういうものが潜んでいる可能性が高い。
そのリスクを背負いたくないから「現状では
買取できない」と言い出す会社が多いわけです。

● 広告の「買取します」が思った以上に曖昧
・買取します(※条件による)
・買取します(※提携業者が)
・買取します(※ただし買取できるときだけ)
こういう“但し書き”が、広告の後ろのほうに
小さく書かれているケースもあります。
ユーザーからすれば 「最初から教えろよ!」 という話ですが、まず問い合わせを取るために、あえて曖昧な表現にしている業者も実際に存在します。

● 実際、大阪市内ではこの手の相談がめちゃくちゃ多い
相続・築古物件・老朽化物件の売却はとくに、
「買取希望で問い合わせたのに仲介と言われた」
「買取専門と言ってたのに“今回は仲介で”と言われた」
こんな相談が本当に多いです。
大阪市は長屋・連棟・再建築不可の物件も多い地域なので、
業者側が怖がって買取しないケースは当たり前にあります。

“買取と仲介の違い”を知らないと起こる典型的なトラブル
① 思ったより売却に時間がかかる
買取なら最短数日で売れることもありますが、仲介は
- 内覧対応
- 値下げ交渉
- 売れ残り
- 広告掲載期間
これらを経て、数ヶ月〜1年以上かかるケースもザラ。
「早く売りたいから買取希望」だったのに、
仲介にされることで完全に予定が狂います。

② 値下げを迫られる
仲介に回されると、買主が現れなければ
当然値下げ方向に話が進みます。
しかし売主からすれば
「いや、買取できるって言うから相談したんだけど?」
という怒りが湧くのは当然。

③ 内覧対応のストレスがとんでもない
築古物件の場合、
- 傷んだ部分を説明する必要
- 荷物が残っている状態での案内
- そもそも買主が付きづらい
こういう事情から、内覧が入るたびに疲労します。
④ 築古・相続物件は仲介だと売れ残ることもある
とくに大阪市内の
- 老朽化した一戸建
- 長屋・連棟
- 再建築不可
- ボヤや事故歴のある物件
こういう物件は、仲介では本当に売れづらい。
にもかかわらず「買取できます!」なんて軽く言う業者が多いから、売主が無駄な時間を過ごしてしまうわけです。

買取しない会社が“買取します”と言う3つの理由
① とにかく問い合わせがほしい(リード獲得目的)
多くの業者は、広告で
問い合わせを取ることが最優先です。
問い合わせしてきた人に対して、「買取できません。仲介ならできます」と切り替えることでビジネスが成り立ちます。
② 物件を見て判断するのが前提
最初は「買取できます」と言いながら、現場を見て
- 傾きがある
- シロアリ跡がある
- 老朽化が激しい
- 再建築不可
こういった要素を見つけて
“手のひら返し” する業者は多いです。

③ 「買取保証」「提携買取」など曖昧な言い方を使う
これらは業界ではよくある手法ですが、
一般の人にはわかりにくい。
・実質買取しないのに「保証」と言う
・提携先が実質的に買わない
・条件が厳しすぎて適用されない
広告上は“買取”と書けるため、
ユーザーが誤解しやすい構造になっています。

大阪市内の築古一戸建で実際に起こったケース
ここでは、実際に市場レベルで起きている典型的なケースをご紹介します。
ケース①:相続登記前に買取希望 → 複数社に断られた例
相続人が確定したものの、建物は築50年以上。
何社も「買取できます」と広告していたが、現地を見ると「これは仲介でないと無理ですね」と続けざまに断られた。
→ 結局、時間だけが過ぎ、空き家の劣化が進んだ。
ケース②:長屋で買取希望 → 実態は仲介誘導だった
大阪ではとくに長屋・連棟の買取が難しい。
しかし広告は大抵「買取します」。
いざ相談すると、
「長屋は難しいので仲介で売りましょう」
と言われ、売主は怒り心頭。

ケース③:「買取」は条件付きだったパターン
・事故歴がある
・事件性がある
・近隣トラブルがある
・再建築不可
こういう条件は、大多数の会社が買取不可です。
にもかかわらず、広告だけは立派に「買取可能」。
売主からすれば「話が違うやん!」となるのも当然。

本当に“買取してくれる会社”を見抜くチェックリスト
① 実績が明確に掲載されているか
「買取した物件事例」を公開していない会社は要注意。
② 担当者が現場経験を持っているか
築古はトラブルがつきもの。
現場を知らない営業は、
すぐ「仲介にしましょう」と言いがち。
③ 「自社買取」か「提携買取」かはっきり説明するか
ここが曖昧な会社は信用しないこと。
④ 価格提示が透明か
査定の根拠が曖昧で「まあ、この辺りかな…」
といったふわっとした提示をする会社は危険。
⑤ マイナス要素を伝えても話が崩れないか
築古である以上、欠陥はあって当たり前。
それを理由に急に買取を撤回する会社は要注意。

仲介ではなく“買取”が向いている築古一戸建の条件(大阪市内版)
● 老朽化・長屋・連棟
仲介だと売れ残る可能性が高い。
● 荷物残置・近隣トラブル
対応が面倒な場合は買取一択。
● 相続で管理が負担
空き家を放置すると、劣化・固定資産税
・近隣クレームなど負担が増える。
● とにかく急いで売りたい
転勤・介護・施設入居など、
時間の猶予がない場合も買取向き。

売却を成功させるための実務フロー
① 必要書類と調査
- 権利証/登記情報
- 相続関係書類
② 問い合わせ時に聞くべき質問
- 自社買取ですか?
- 提携買取ではありませんか?
- 過去に似た物件を買取したことありますか?
③ 相見積もりの取り方
最低でも2~3社は取ること。
④ 契約時の注意点
・手付金の有無
・キャンセル条項
・残置物の扱い
契約書は必ず細かく読むこと。

まとめ “買取します”という言葉に惑わされず、確実に売れる道を選ぶ
大阪市内の築古物件は“広告どおりに買取してくれる会社
”が思った以上に少ないのが現実です。
怒りを感じるのも当然ですが、正しい見極めさえ
できれば、ムダな時間を使わず売却できます。
まずは専門家への相談で“買取可否”をクリアにしよう
- 相談が有料の場合もあるため事前確認が重要
- 状態によって買取価格が大きく変わる
- 不安な点を聞きながら売却フローを進めるだけでトラブルが激減します
「本当に買取してくれるのか?」
この一点さえクリアになれば、売却は一気に前に進みます。

不動産売買等でのよくある質問
査定や相談は無料なのが一般的ですか?
一般的には無料です。
しかし中には調査費を請求する会社もあります。
問い合わせ前に「費用は発生しますか?」
と必ず確認しましょう。
老朽化した長屋・連棟でも売れますか?
売却自体は可能です。
ただし仲介だと買手がつきにくく、
買取のほうが現実的なことが多いです。
事故物件や瑕疵があっても買取可能?
可能ですが、業者によっては断られるケースが多いです。
最初から「訳あり物件の買取実績」
がある会社に相談しましょう。
相続登記が終わっていなくても相談できますか?
相談は可能です。登記が未了でも、
売却の流れや必要書類を先に検討できます。
荷物が残ったままでも売却できますか?
買取の場合は可能なことが多いです。
ただし仲介だと片付けが必要になる
ケースが多いので注意しましょう。

