単身で中古マンションを買う人は増えてる? “おひとりさま需要”を検証(外国人以外)購入思考付!
はじめに|「単身で家を買うのは珍しい」はもう過去の話
「一人でマンションを買うなんて、ちょっと早すぎるかな」
「結婚するかも分からないのに、買って後悔しない?」
こうした不安を抱えながら、「単身 中古マンション 購入」「おひとりさま 家 買う人 増えてる?」と検索している方は、ここ数年で確実に増えています。
ニュースや不動産系の記事では
「外国人投資家が増えている」
「インバウンドマネーが価格を押し上げている」
といった話題が目立ちますが、実際に中古マンションを
“買って住んでいる”日本人の単身層はどうなのでしょうか。
結論から言うと、外国人需要を除いたとしても、
単身で中古マンションを購入する日本人は増えています。
特に大阪のような都市部では、その傾向が
よりはっきり見えるようになってきました。
この記事では、
- 単身の中古マンション購入は本当に増えているのか
- なぜ「新築」ではなく「中古」なのか
- 大阪の中古マンション市場はどうなっているのか
- 単身購入で後悔しないための考え方
を、データと実務目線の両方から、
できるだけ分かりやすく解説します。

結論|単身の“持ち家化”は進み、中古マンション志向も強まっている
まず結論です。
単身世帯の持ち家率は、
長期的に見て上昇傾向にあります。
つまり「一人で家を買う」という行動そのものが、
特別ではなくなってきている、ということです。
さらにその中でも、
- 立地を重視したい
- 価格は現実的に抑えたい
- 将来の住み替えも視野に入れたい
こうした条件を満たしやすいことから、中古マンションを選ぶ単身層が目立つようになっているのが、今の市場の実態です。
これは投資目的ではなく、**「自分が住むための
実需(じつじゅ)」**としての動きです。

データで見る|単身購入者は本当に増えているのか(外国人以外)
単身世帯そのものが増えている
まず前提として、日本では
単身世帯が年々増えています。
未婚率の上昇、晩婚化、離別・死別、子どもの独立など、理由はさまざまですが、「一人で暮らす期間が長くなる人」が増えているのは、もはや珍しい話ではありません。
この流れの中で、「単身=ずっと賃貸」
という図式も崩れ始めています。
単身の持ち家率は上昇している
統計を見ると、59歳以下の単身勤労世帯における
持ち家率は、過去と比べて明確に上がっています。
昔は
「家を買う=結婚してから」「家族ができてから」
という考え方が主流でした。
しかし今は、
- 結婚しない選択をする人
- 結婚の予定が立たない人
- 生活の安定を優先したい人
が、「一人でも買う」という判断を
するケースが増えています。

結婚願望がない人ほど「中古マンション」を選びやすい
興味深いのは、結婚願望の有無と住宅タイプの関係です。
調査によっては、
「結婚願望がない人が購入した住宅タイプで
最も多いのが中古マンション」という結果も出ています。
理由はシンプルです。
- 将来の家族構成が読めない
- 大きすぎる家は不要
- 売る・貸す可能性も考えておきたい
こうした条件を考えると、**新築戸建てよりも、
中古マンションの方が“身軽”**なんですね。

情報収集がしやすく、単身でも意思決定しやすい
もう一つ見逃せないのが、情報環境の変化です。
今は中古マンションでも、
- 価格相場
- 過去の成約事例
- 管理費・修繕積立金
- 周辺の賃貸相場
といった情報が、ネット上である程度確認できます。
家族がいる場合は、「配偶者の意見」「子どもの学校」
「親の意向」など、調整すべき要素が増えますが、
単身の場合は意思決定が早い。
この点も、単身購入が増えやすい背景の一つです。

なぜ単身は「中古マンション」を選ぶのか
新築マンションは、正直“高すぎる”
特に都市部では、新築マンションの価格上昇が続いています。
大阪市内でも、
- 駅近
- 人気エリア
- コンパクトタイプ
といった条件がそろうと、「単身で買うには少し背伸びしすぎ」
という価格帯になることも珍しくありません。
一方、中古マンションなら、
- 同じエリア
- 同じ駅距離
- 同じような広さ
でも、価格を抑えられるケースが多い。
立地を取るか、新しさを取るか単身の場合、
多くの人が前者を選びます。

「一生住む前提」ではなくなった
単身で家を買う人の多くは、「ここに一生住む」
とは考えていません。
- 転職するかもしれない
- 親の介護が始まるかもしれない
- 将来パートナーと住むかもしれない
だからこそ、
- 売りやすい
- 貸しやすい
- 流動性がある
中古マンションが選ばれます。
これは投資ではなく、リスク管理としての発想です。

リノベーションで“自分仕様”にできる
中古マンションの魅力として、リノベーション(内装を
自分好みに作り変えること)を挙げる人も増えています。
- 間取りをシンプルに
- 在宅ワーク向けの空間
- 収納を重視
など、「誰かのための家」ではなく、**「自分の暮らしに
最適化した家」**を作れるのは、中古ならではです。

大阪の中古マンション市場はどうなっている?
近畿圏全体で見ると、需要は底堅い
近畿圏(大阪・兵庫・京都など)の
中古マンション市場を見ると、
- 成約件数は比較的安定
- 価格も大きく崩れていない
という状況が続いています。
「買う人がいなくなっている」というより、「条件の良い物件はちゃんと動いている」というイメージが近いです。

大阪市は価格が高く、上昇が長期化している
大阪市内に限って言えば、中古マンション価格は
高い水準で推移しています。
特に、
- 中央区
- 北区
- 天王寺区
- 福島区
などは、単身・DINKs(共働き夫婦)からの需要が強く、
築年数が経っていても価格が下がりにくい傾向があります。
これは裏を返せば、「出口(売却・賃貸)が作りやすい」
とも言えます。

大阪で単身が狙うべき考え方(エリアより“条件”)
大阪で中古マンションを検討する場合、「〇〇区がいい」というエリア名先行より、次のような条件整理がおすすめです。
- 駅徒歩10分以内
- 管理状態が良い(修繕積立金がきちんと貯まっている)
- 専有面積は無理に広くしない
単身の場合、**管理費・修繕積立金は
“重たい固定費”**になります。
広さよりも、「無理なく持ち続けられるか」を
重視した方が、後悔しにくいです。

単身で中古マンションを買うときの失敗パターン
価格だけで選んでしまう
よくあるのが、「相場より安い!」「駅近なのにお得!」
と価格だけで飛びついてしまうケース。
実際には、
- 修繕積立金が極端に安い
- 将来の修繕計画があいまい
- 管理が機能していない
といった問題を抱えていることもあります。
ローン返済額しか見ていない
住宅ローンの返済額だけを見て、「今の家賃と同じ
くらいだから大丈夫」と判断するのは危険です。
中古マンションでは、
- 管理費
- 修繕積立金
- 固定資産税
といった費用が、毎月・毎年かかります。
単身の場合、これらを含めた**“トータルの住居費”**で
判断しないと、後で苦しくなります。

出口を考えていない
「住めればいいや」と思って買った結果、
- 売りにくい
- 貸しにくい
- 住み替えたくても動けない
という状態になるケースもあります。
単身購入では、最初から出口(売却 or 賃貸)を1つでも想定しておくことが、精神的にも金銭的にも重要です。

それでも「単身×中古マンション」は合理的な選択
ここまで読むと、不安が増えたかもしれません。
でも、逆に言えば、
- 管理状態を見る
- 固定費を把握する
- 出口を想定する
この3点を押さえるだけで、単身の中古マンション購入は
かなり堅実な選択になります。
賃貸で家賃を払い続けるのも一つの選択。
買って暮らしを安定させるのも一つの選択。
大事なのは、「増えているから買う」ではなく、
**「自分の生活とお金に合っているか」**です。

迷ったら、まずは“買わない前提”で整理してみる
いきなり「買う・買わない」を決める必要はありません。
- 自分が買える価格帯
- 維持費を含めた月額
- 大阪で現実的な選択肢
これを一度、冷静に整理するだけでも、
不安はかなり減ります。
最近は、「今すぐ買わなくてもいい前提」で
相談に乗ってくれる窓口も増えています。
焦らず、でも情報不足のまま放置せず、一歩ずつ
判断していくのが、いちばん後悔しない方法です。

不動産売買等でのよくある質問
単身で中古マンションを買うのは将来リスクが高いですか?
必ずしも高いわけではありません。
出口(売却・賃貸)を意識した
物件選びをすれば、柔軟に対応できます。
大阪市の中古マンションは、これから下がりますか?
短期的な上下はありますが、駅近・管理良好な
物件は需要が底堅い傾向があります。
エリアより条件が重要です。
修繕積立金は高い方がいいのでしょうか?
高ければ良いわけではありませんが、
「将来足りなくなる水準」は要注意です。
長期修繕計画とセットで確認しましょう。
単身だと住宅ローンは不利ですか?
以前よりは組みやすくなっています。
ただし無理な借入は禁物。
返済額ではなく“生活費全体”で考えることが大切です。
今はまだ迷っています。それでも相談していいですか?
もちろんです。多くの人が「迷っている段階」
から情報整理を始めています。
判断材料を集めるだけでも価値があります。

