『大阪の家探し、東京とここが違う』東京から転勤してきた人が大阪で家を探して、だいたい全部ひっくり返った話
はじめに|「同じ日本やし、家探しなんて一緒やろ?」という大きな勘違い

東京から大阪市へ転勤が決まった
Aさん(40代・会社員)。
東京では
- マンション購入経験あり
- 住宅ローンも一度組んでいる
- 不動産屋とのやり取りにも慣れている
いわば 「家探し経験者」 です。
本人もこう思っていました。
「大阪?日本やし、不動産のルールなんて同じやろ。
価格がちょっと安いくらいちゃう?」
――この時点で、
大阪の洗礼が待っているとも知らずに。
① まず価格で脳が追いつかない|「え、同じ予算で2ランク上やん…」

最初に不動産屋が出してきた物件資料を見て、
Aさん、固まります。
「……これ、何か条件落ちてます?」
なぜなら。
東京での感覚
- 70㎡
- 築20年
- 駅徒歩12分
- この価格が限界
大阪で提示された現実
- 85㎡
- 築15年
- 駅徒歩10分
- しかも選択肢が複数
Aさん、思わずこう言いました。
「この値段でこの広さは、何か“裏”がある前提で
考えた方がいいですよね?」
大阪の不動産屋、即答。「いや、普通です」
ここで東京基準が一回粉砕されます。
② 駅徒歩10分の概念が違いすぎる問題

東京で「徒歩10分」と言えば、
- 信号3〜4回
- 人の流れに逆らう
- 体感15分
それが普通です。
ところが大阪。
- 一本道
- 人少なめ
- 体感7〜8分
Aさん、内覧後に一言。「……近っ」
しかも大阪側はこう言う。
「まあ、徒歩15分ですけど」
東京なら「15分=遠い」大阪では「15分=まあまあ」
この徒歩分数の感覚差、地味に後まで尾を引きます。
③ 不動産屋のテンポが違いすぎて心が追いつかない

東京の不動産屋は、
- 資料が完璧
- 説明が丁寧
- 決断は慎重
大阪の不動産屋は、
- テンポが早い
- フランク
- 「まあまあ、ええやん」
内覧2件目で言われた一言。
「今日見た中やったら、これ押さえときます?」
Aさんの心の声。
「え、今日“初日”なんですけど???」
大阪では「ええと思ったら先に押さえる」が割と普通。
東京の「一旦持ち帰って検討」文化とは、真逆です。
④ エリアの“空気”が急変しすぎて混乱する

大阪の住宅地、何が怖いってこれです。
1本路地を曲がっただけで世界が変わる
- 表通り:タワマン
- 裏道:長屋
- さらに裏:激渋下町
東京だと、エリアの変化はもっとなだらか。
Aさん、歩きながら一言。
「Googleマップ、バグってません?」
バグってません。それが大阪です。
⑤ 狭小住宅への“慣れ”が異常に早い

東京にも狭小住宅はあります。
でも大阪の狭小住宅は、割り切りのレベルが一段上。
- 立地最優先
- 階段多め
- でも誰も気にしてない
Aさんが聞きました。
「これ、毎日階段しんどくないですか?」
大阪の答え。「慣れます」終わり。
⑥ ご近所さんの距離が近すぎて最初はビビる

大阪の住宅街では、
- 引っ越し初日に声かけられる
- ゴミ出しで話しかけられる
- 情報が自然に回る
Aさん、最初は正直こう思いました。
「……距離、近っ」でも数ヶ月後。
「これ、防犯的にはめちゃくちゃ安心ですね」
東京ではプライバシー=安心
大阪では人の目=安心
この価値観の違いも大きいです。
⑦ 最後に行き着く結論|「大阪は“住む前提”でできてる」

色々ひっくり返ったAさん。
最終的にこう言いました。
「東京は“買う”って感じやったけど、
大阪は“暮らす”前提で家がある感じですね」
- 見栄より実用
- ブランドより生活
- 将来の値上がりより今の快適さ
大阪の家探しは、生活に正直です。
専門家視点のまとめ|東京基準は一度リセットして正解

東京での家探し経験は、決して無駄ではありません。
ただし大阪では、
- 価格
- 広さ
- 駅距離
- エリアの空気
すべてを大阪の物差しで測り直す必要があります。
それができた人ほど、
「大阪、めっちゃ住みやすい」に行き着きます。
不動産売買等でのよくある質問
東京の感覚で大阪の価格を見ると危険?
安さに驚きますが、立地と環境確認は必須です。
大阪の不動産屋は雑?
雑ではなく、スピード重視です。
東京から来て一番失敗しやすい点は?
エリアの雰囲気を軽視することです。
大阪はどんな人に向いてる?
実用性・コスパ・生活重視の人です。

