大阪市の区別不動産売買で気をつける事 Part3|住吉区・東住吉区・住之江区・西成区・平野区 ― 相続空き家が「安いのに動かない理由」を構造と経験から解き明かす ―

 

 

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はじめに|この5区は「価格」だけで判断すると失敗しやすい

 

住吉区・東住吉区・住之江区・西成区・平野区は、大阪市内でも「比較的価格が抑えめ」と言われやすいエリアです。

 

そのため相続空き家の売却では、

 

  • 安く出せばすぐ売れるだろう
  • 大阪市内だから需要はあるはず
  • 周辺相場より下げているから問題ない

 

こうした考え方でスタートし、想定以上に

時間がかかってしまうケースが多く見られます。

 

この5区で起きている問題は、

価格そのものではありません。

 

「なぜこの価格なのか」

「誰が、どんな目的で買うのか」

 

ここが整理されていないことが、

売れにくさの正体です。

 


  • エリアは住吉区・東住吉区
  • 住之江区・西成区・平野区

住吉区|住みやすさと売りやすさは一致しない

 

売却経験者の判断(相続・築古戸建)

 

「住吉区は落ち着いた街やし、そこまで

苦戦しないと思っていました。」

 

駅徒歩圏、閑静な住宅街。

一見すると条件は悪くありませんでしたが、

 

  • 建物が古く住宅ローンが使いにくい
  • 駐車場が確保できない
  • 建て替え前提だと土地形状が弱い

 

といった点が影響し、売却は長期化しました。

 

よくある失敗パターン(住吉区)

 

  • 「住みやすい街=売りやすい」と思い込む
  • 建物の古さを軽視する
  • 実需層の目線を想像していない

時間軸で見る住吉区の売却

 

  1. 相続直後:そのうち売れるだろう
  2. 売り出し:反応はあるが決まらない
  3. 半年後:価格を下げる
  4. 最終的に:建て替え前提層に切り替えて成約

 

最初から「誰向けか」を整理していれば、

遠回りは防げました。

 


東住吉区|広さがあっても決まらない理由

 

売却経験者の判断

 

「土地も広いし、価格も控えめ。

 

条件は悪くないと思っていました。」

 

しかし実際は、

 

  • 駅距離が遠い
  • バス便前提
  • 建物は旧耐震

 

という条件が重なり、「広さ」より

「生活利便性」が優先されました。

 

よくある失敗パターン(東住吉区)

 

  • 面積だけで勝負しようとする
  • 建て替え需要を過信する
  • 通勤・通学の現実を軽視する

購入経験者の本音

 

「建て替えられても、毎日の生活が

しんどいと感じました。」

 


住之江区|安さより「出口」を見られるエリア

 

売却経験者の判断

 

「正直、価格はかなり下げていました。」

 

それでも、

 

  • 工業地域が近い
  • 将来の住み替えイメージが湧きにくい
  • 再販性が見えにくい

 

といった理由から、決断されにくい状況に。

 

よくある失敗パターン(住之江区)

 

  • 実需と投資の区別が曖昧
  • 住む前提でしか説明していない
  • 将来の出口を示せていない

住之江区の本質

 

「安い」より「次が見えるか」

 


西成区|価格よりも「使い道」を説明できるか

 

売却経験者の判断(連棟・築古)

 

「相場だけ見て価格を決めていました。」

 

再建築不可、連棟住宅。

価格は安く、問い合わせは多いものの成約に至らず。

 

よくある失敗パターン(西成区)

 

  • 相場比較だけで売り出す
  • 再建築不可を軽く考える
  • 買主像を設定していない

購入経験者の判断

 

「使い道がはっきりしない物件は避けました。」

 

西成区では「どう使われる物件か」を

言語化できるかが、売却の成否を分けます。

 


平野区|「大阪市内」という安心感が落とし穴

 

売却経験者の判断

 

「平野区でも大阪市内やし、それなりに

需要はあると思っていました。」

 

しかし平野区は非常に広く、

 

  • 駅距離
  • 学区
  • 町丁目

 

で需要差が大きく、区平均で考えると

判断を誤りやすいエリアです。

 

よくある失敗パターン(平野区)

 

  • 区全体の相場で価格設定
  • 町丁目の需要を見ていない
  • ファミリー層の動線を想定していない

 


5区共通|売れにくい物件に共通する3つの誤解

 

  1. 価格を下げれば解決する
  2. 大阪市内だから需要はある
  3. 区名が後押ししてくれる

 

実際には、条件よりも「整理不足」が原因

であるケースがほとんどです。

 


Part1・Part2エリアとの決定的な違い

 

Part1・Part2のエリアと比べると、このPart3の5区は、

 

  • 買主の判断が慎重
  • 出口戦略を強く見られる
  • 条件の説明力が求められる

 

という特徴があります。

 

同じ売り方をすると、結果が大きく変わるエリアです。

 


まとめ|この5区で一番大切なこと

 

住吉区・東住吉区・住之江区・西成区・平野区では、

「なぜこの価格なのか」「誰がどう使うのか」

 

これを言葉にできるかどうかが、

売却結果を大きく左右します。

 

相続空き家の整理では、感情ではなく 構造で

考えること が、遠回りを防ぐ最大のポイントです。

 


不動産売買でのよくある質問

 

価格を下げれば必ず売れますか?

 

いいえ。

使い道が見えない物件は、価格を下げても動きにくいです。

 

西成区は特に難しいですか?

 

難易度は高めですが、売却は可能です。

整理の仕方が重要です。

 

平野区はどこを重視すればいいですか?

 

駅距離・学区・生活動線を優先すると

判断しやすくなります。

 

住之江区は投資向けですか?

 

一部そうですが、

出口戦略を考えないと失敗しやすいです。

 


 

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