大阪市都島区の不動産的特徴とは? 「トシマ区じゃない、ミヤコジマ」「沖縄じゃなく大阪市」 地味だけど便利な街に“色とりどりの不動産”が集まる理由
はじめに|まず名前で100%つまずく街
最初に、都島区あるあるから入ります。
- ❌「トシマ区?」
- ❌「沖縄の都島?」
- ❌「観光地ですか?」
全部違います。
都島区です。大阪市です。ミヤコジマです。
派手さはない。観光名所も少ない。
でも、住んでいる人は口をそろえて言います。
「便利やで」「住みやすいで」「離れられへんで」
この記事では、そんな**都島区の“地味だけど
強い正体”**を不動産という視点から解剖します。
![]()
結論|都島区は「不動産のデパート」
先に答えを言います。
都島区は、**大阪市内でも珍しい
「不動産の種類が全部そろっている区」**です。
- 大規模中古マンション群
- 昭和の団地
- 借地が点在するエリア
- 戦前由来の長屋
- 普通に売りやすい戸建て
👉 色とりどり👉 だから評価も割れる
これが、都島区が語りにくい理由でもあります。
都島区はなぜ「地味だけど便利」なのか?
① 交通が“地味に最強”
都島区は、
- 地下鉄谷町線
- JR環状線(京橋)
- 京阪本線(京橋)
を使えるエリアが重なっています。
梅田にも天王寺にも京橋にも出やすい。
👉 どこに行くにも困らない
👉 でも「通過されがち」

② 商業が生活密着型
都島区は、
- 巨大商業施設
- 観光向け施設
が少ない代わりに、
- スーパー
- 病院
- 学校
が多い。👉 “生活の完成度”が異様に高い
都島区に多い不動産①
中古マンション群(都島区の主役)
都島区=中古マンションの街
都島区で一番多い不動産は、
間違いなく中古マンションです。
理由は明確。
- 昭和後期〜平成初期に大量供給
- ファミリー向け中心
- 駅近立地が多い
中古マンションの特徴
- 築年数は古め
- 立地は良い
- 管理状態に差が大きい
👉
同じマンションでも「管理」で評価が激変します。
都島区マンションが向いている人
- 新築にこだわらない
- 立地重視
- 将来売却も視野
👉 実需にはかなり強い。
都島区に多い不動産②
団地・大規模住宅群
都島区には、
- 公団
- 公社
- 昭和の団地
も多く存在します。
不動産的な評価
- 価格は抑えめ
- 住環境は安定
- 建替え・再編の可能性あり
👉 住むには良いが、投資判断は慎重に。

都島区に多い不動産③
借地が点在する“クセのあるエリア”

ここ、かなり重要です。
都島区には、
- 国
- 大阪市
- 企業
が底地を持つ
借地エリアが点在しています。
なぜ都島区に借地がある?
- 昔の工場用地
- 国鉄・行政関連地
- 戦前からの名残
住宅地として後から使われ、
土地だけ残ったケースです。

借地の注意点
- ローンが通りにくい
- 売却時に買い手が限定
- 相続後に初めて知ることが多い
👉「家はあるのに自由がきかへん」
という典型パターン。
都島区に多い不動産④
長屋・古家も“実は”多い
都島区はマンションの印象が強いですが、
- 京橋寄り
- 城東区との境界
- 路地エリア
には、戦前〜昭和の長屋・戸建ても残っています。
長屋の評価は?
- 立地次第
- 接道条件次第
👉都島区は「場所が良ければ長屋でも動く」区。

都島区の不動産が「評価割れ」する理由
理由① 不動産の種類が多すぎる
- マンション
- 借地
- 長屋
- 団地
👉 一括りにできない。
理由② エリア差が意外と大きい
- 駅徒歩5分圏
- 川沿い
- 路地奥
同じ都島区でも評価がまったく違う。
理由③ “地味”がプラスにもマイナスにもなる
- 派手じゃない
- でも安定
👉投資には地味実需には最強
まとめ|都島区は「分かる人だけ得をする街」
大阪市都島区は、
- トシマ区じゃない
- 沖縄じゃない
- 観光地でもない
でも、
- 便利
- 住みやすい
- 不動産の選択肢が多い
“地味だけど実力派”の区です。
そして不動産的には、
- 中古マンションが主役
- 借地・長屋というクセ玉も混在
- 見極めができれば失敗しにくい
👉 知識がある人ほど有利。

都島区の借地は売れる?売れない?
〜「実は“完全にダメ”ではない」都島区特有の借地事情〜

都島区の不動産を調べていると、
意外と出てくるのが 「借地」 というワード。
しかも、
- 個人地主だけでなく
- 不動産会社が地主
というケースもあり、他区と同じ感覚で
判断すると混乱します。
まず結論|都島区の借地は「条件次第で売れる」
結論から言うと、
- ❌「借地=絶対売れない」ではない
- ⭕ 都島区の借地は“内容次第で普通に動く”
ただし、
👉 借地の中身を理解せずに売ろうとすると、ほぼ失敗
ここがポイントです。
なぜ都島区に借地が残っているのか?
理由は、都島区の成り立ちにあります。
都島区は「住宅地になる前の土地」が多かった
都島区は、
- 工場
- 倉庫
- 国・市・企業用地
として使われていた土地が多く、その後、
- 住宅として転用
- 長屋・戸建てが建設
された経緯があります。
👉
建物は個人、土地はそのままこれが借地として残りました。

都島区の借地で多いパターン
パターン① 個人地主の借地
- 地代が安い
- 更新関係が曖昧
- 相続で揉めやすい
👉昔ながらの借地で、
買い手はかなり限定されます。
パターン② 不動産会社が地主の借地(←都島区の特徴)
ここが重要です。
都島区では、
- 地主=不動産会社
- 地主=デベロッパー系
という借地が 意外と存在します。
不動産会社が地主の借地は何が違う?
メリット
- 契約内容が明確
- 地代・更新条件が整理されている
- 交渉窓口が一本化されている
👉買い手に説明しやすい
👉 売却が成立しやすい
デメリット
- 地代が相場より高いことがある
- 更新料・条件がシビア
- 「いずれ返してほしい」意向を持つ地主もいる
👉長期保有前提の買い手には向かないケースも。

都島区の借地が「売れる借地」になる条件
以下がそろえば、
都島区の借地は 現実的に売れます。
- 地主(不動産会社)が売却に協力的
- 契約書が整っている
- 地代が相場とかけ離れていない
- 建物が使用可能
- 立地が良い(駅距離)
👉特に「立地の良さ」は、借地でも強い。
逆に、都島区でも売れにくい借地とは?
- 契約内容が不明確
- 地代が極端に安い or 高い
- 更新拒否の可能性がある
- 建物が老朽化しすぎている
👉この場合は、
- 仲介では時間がかかる
- 買取向き
になるケースが多いです。
【比較表】都島区の借地|売れる・売れない
| 項目 | 売れやすい | 売れにくい |
|---|---|---|
| 地主 | 不動産会社 | 個人 |
| 契約 | 明確 | 曖昧 |
| 地代 | 相場内 | 極端 |
| 立地 | 駅近 | 駅遠 |
| 建物 | 使用可 | 老朽化 |

都島区の借地でよくある“勘違い”
勘違い①
「借地やから価値ゼロ」
→ ❌
立地次第では普通に評価がつく
勘違い②
「不動産会社が地主やから安心」
→ △
条件はシビアなことも多い
勘違い③
「仲介に出せばいつか売れる」
→ ❌
都島区の借地は最初の売り方で8割決まる
まとめ|都島区の借地は「中身を知れば判断できる」
都島区の借地は、
- 他区より柔軟
- でも雑に扱うと失敗する
という、クセ強めの不動産です。
特に、
- 地主が不動産会社
- 立地が良い
この条件がそろう借地は、「借地=売れない」
という常識が当てはまりません。

記事全体の着地として
都島区は、
- トシマ区じゃない
- 沖縄じゃない
- 大阪市
そして不動産的には、
- 中古マンション群
- 団地
- 長屋
- 借地
が混在する“不動産のカラーパレット”のような区。
借地もその一色でしかありません。
👉 知っていれば避けられる失敗
👉 知らなければ一気に難易度が上がる
それが、都島区です。

