空き家を放置すると固定資産税が6倍にってホンマ?2026年の空き家ルールを分かりやすく解説
「空き家を放置したら固定資産税6倍」って最近よく聞くけど…
最近テレビやネットで、
「空き家を放置すると固定資産税が6倍になります!」
みたいな話、よく見ますよね。
ただ、大阪のおばちゃん的には
こう思う人も多いはずです。
「いやいや、そんなすぐ上がらんやろ!」
「テレビに出てる家、めちゃくちゃボロボロやん!」
「普通に空き家になってるだけで急に税金6倍とかないやろ?」
これ、実際かなり多い反応です。
というのも、
現時点では“ちょっと古い空き家”くらいで、
いきなり固定資産税が6倍になるケースは
まだそこまで多くありません。
実際、
- 草ボーボー
- 屋根崩壊
- ガラス割れ
- ゴミ放置
- 倒壊寸前
みたいな、かなり深刻な状態の家が
テレビでは取り上げられることが多いです。
ただし、2026年以降は少し空気が変わってきそうです。
なぜなら、国や自治体も
「空き家を放置されると困る」時代に
本格的に入ってきているからです。
特に大阪では、
- 相続したまま放置
- 遠方に住んでいる
- 誰も管理していない
- 長年見に行っていない
という空き家が本当に増えています。
今回は、
- 固定資産税6倍の仕組み
- 実際どこまで危険なのか
- 行政は今後どう動くのか
- 相続空き家で本当に起きている話
を、大阪のおばちゃん目線で
分かりやすく解説していきます。
そもそも「固定資産税6倍」ってどういう意味?
住宅用地の特例が外れる話
まず、「6倍」というのは
突然税率が6倍になるわけではありません。
これは、
「住宅用地特例」
という固定資産税の軽減措置が
外れることを意味しています。
通常、家が建っている土地は
固定資産税がかなり軽減されています。
例えば200㎡以下の土地なら、
- 固定資産税評価額が6分の1
になる特例があります。
ところが、
- 危険な空き家
- 管理されていない空き家
と判断されると、この軽減が外れる可能性があります。
その結果、
「今までより最大6倍近くになるケースがある」
という話なんです。
でも実際は“そんな簡単には6倍にならない”
テレビに出るレベルは相当ひどい
正直なところ、現時点では、
「ちょっと古い空き家」
程度で即対象になるケースはまだ少ないです。
テレビで出てくる家って、
- 屋根抜けてる
- 木が道路まで伸びてる
- 外壁崩れてる
- 害虫だらけ
- ゴミ屋敷
みたいなレベルが多いですよね。
あそこまで行くには、
かなり長期間放置されているケースが多いです。
だから、
「親の家が空き家になった=即6倍」
ではありません。
ただし2026年以降は“管理不全空家”がポイント
「特定空家」の前段階ができた
ここが最近の大きな変化です。
以前は、
「特定空家」
つまり、
- 倒壊危険
- 周辺に悪影響
レベルにならないと行政も強く動きにくかったんです。
ところが今は、「管理不全空家」
という段階ができました。
つまり、
「まだ崩れてないけど、このまま放置したら危ないよね」
という段階でも指導が入りやすくなっています。
行政も“早めに動きたい”時代
自治体側も、
- 苦情対応
- 倒壊事故
- 雑草
- 不法侵入
- 放火リスク
などでかなり困っています。
特に大阪の古い住宅地では、
- 長屋
- 連棟
- 狭小住宅
- 再建築不可
も多く、一軒放置されると周囲にも影響が出やすいです。
だから最近は、
「完全崩壊する前に動きたい」
という流れが強くなっています。
実際に増えている“遠方相続”
「大阪の家を相続したけど見に行けない」
これ、今めちゃくちゃ増えています。
特に、
- 東京在住
- 九州在住
- 海外在住
などで、大阪の実家を相続したケース。
最初は、
「とりあえず置いておこう」
となるんですが、
- 遠い
- 管理できない
- 荷物そのまま
- 草だけ伸びる
で、どんどん放置されていく。
20年見ていない家の査定依頼も…
実際、こういう相談もあります。
「20年ほど見ていない
家なんですけど査定できますか?」
ここまではまだあります。
問題は次。
「内覧できますか?」
↓
「カギないんです」
↓
「外から見て買取できるか判断してほしいです」
いや、そこまで行く!?
って話なんですが、実際あるんです。
放置されすぎると“所有者自身が分からなくなる”
相続人が増えすぎる問題
空き家問題って、実は建物だけじゃないんです。
もっと大変なのが、
「誰の物か分からなくなる」問題。
例えば、
- おじいちゃん名義
- 相続登記してない
- 子ども3人
- 孫まで相続発生
となると、相続人がどんどん増えます。
固定資産税は誰に請求される?
これ、よく聞かれます。
基本的には、
- 登記名義人
- 相続人代表者
などに請求されます。
ただ、実際には、
- 相続人不明
- 連絡取れない
- 海外在住
- 行方不明
みたいなケースも増えています。
国や自治体もかなり苦労しています。
行政も本音ではかなり困っている
空き家は全国的に増えている
少子高齢化もあり、
- 相続空き家
- 地方空き家
- 放置住宅
は全国的に増加しています。
大阪でも、
「昔は人が住んでいたけど今は空き家」
という家、本当に増えました。
海外所有問題もある
最近は、
- 海外在住者
- 外国住所
- 投資目的
で不動産購入していたケースもあります。
その中には、
- 税金通知届かない
- 管理されていない
- 所有者連絡取れない
ケースもあると言われています。
もちろん全員ではありませんが、
行政側の管理負担は確実に増えています。
「まだ大丈夫」が一番危ない
空き家は急に傷む
人が住まなくなると、家は一気に劣化します。
特に大阪は、
- 湿気
- 台風
- 夏の高温
もあり、
- 雨漏り
- シロアリ
- 配管劣化
が進みやすいです。
「数年放置」のつもりが、気づけば
大規模修繕レベルになっていることもあります。
荷物問題も大きい
空き家って、
「いつか片付けよう」
と思っているうちに荷物がそのままになります。
すると、
- 誰も入りたがらない
- 売れない
- 解体費も上がる
という悪循環に入ります。
これからは「持ち続けるコスト」を考える時代
昔は、
「土地は持ってたら安心」
という時代でした。
でも今は、
- 固定資産税
- 管理費
- 草刈り
- 修繕
- 相続問題
など“維持コスト”が重くなっています。
特に遠方相続は、「そのうち考える」
が一番危険かもしれません。
まとめ|2026年以降は“空き家放置”への視線が変わるかもしれない
現時点では、
「空き家になっただけで即固定資産税6倍」
というケースはまだ限定的です。
ただし、
- 管理不全空家制度
- 相続空き家増加
- 行政負担増
- 所有者不明問題
などから、今後は行政対応が
厳しくなる可能性は十分あります。
特に、
- 何年も見に行っていない
- カギもない
- 荷物そのまま
- 相続登記未了
こういったケースは要注意です。
空き家問題は、「まだ大丈夫やろ」と思っているうちに、
管理も売却も難しくなることがあります。
だからこそ、
- 今の状態確認
- 名義確認
- 固定資産税確認
- 売却可能性
だけでも早めに把握しておくのがおすすめです。
不動産売買等でのよくある質問
空き家になっただけで固定資産税は6倍になりますか?
すぐに6倍になるケースは多くありません。
ただし、管理状態が悪く「管理不全空家」や「特定空家」
と判断されると、軽減措置が外れる可能性があります。
遠方に住んでいて管理できません。どうしたらいいですか?
まずは現地状況の確認がおすすめです。
不動産会社によっては現地確認や
査定相談に対応している場合もあります。
相続登記をしていないと問題になりますか?
2024年から相続登記は義務化されています。
放置すると売却や名義変更が難しくなるケースがあります。
荷物が残ったままでも売却できますか?
可能なケースもあります。
物件状況や不動産会社によって対応が異なるため、
まずは相談してみると良いでしょう。
相続人が多いと売却できませんか?
相続人全員の協議が必要になるケースがあります。
人数が増えるほど手続きが複雑になるため、
早めの整理が重要です。
- 不動産キャリア29年
- 株式会社フォローウィンドコーポレーション代表取締役
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