草ボーボーの一戸建て、草を刈ったらいろんな気づきがあった!?売却前の草刈りで分かったこと

 

 

 

売却を依頼されている一戸建てがあります。

 

いよいよ販売開始が近づいてきたので、

ポータルサイトへ掲載する写真を撮りに現地へ行きました。

 

ところが――。

草、ボーボーです。

 

もちろん、このまま写真を撮って

売り出すこともできます。

 

草が生えているからといって、

家が売れないわけではありません。

 

でもなあ……。

 

家の中でもそうです。

 

家財道具が山ほど残ったままの家と、ある程度片付けてから

写真を撮った家では、同じ家でも見え方が全然違います。

 

ほんなら外も一緒やろ。

ということで、草を刈ることにしました。

 

※今回売却する実際の物件ではありません。

草が伸びた住宅のイメージです。

 

草刈り前と草刈り後、売却用写真の出来が全然違う

 

 

 

今は家を探す人の多くが、

まずスマホで物件を見ます。

 

価格を見て、間取りを見て、そして写真を見る。

 

そこで、

「ちょっとこの家、見てみようかな」

となれば内覧につながります。

 

ところが庭が草ボーボーやと、

家を見てほしいのに草が目立つ。

 

玄関までのアプローチも分かりにくい。

建物の足元も隠れている。

 

庭の広さも分かりにくい。

 

それが草を刈ってみると――。

家が出てくるんです。

 

リフォームしたわけではありません。

外壁を塗ったわけでもない。

 

屋根を葺き替えたわけでもない。

草を刈っただけ。

 

それでも、草刈り前と草刈り後では

写真の出来栄えが全然違いました。

 

人間でいうたら、

髭ボーボーで何となく冴えへんおっさんが、

髭をきれいに剃ったら……

 

「あれ?このおっさん、案外イケオジやったん?」

そんな感じです(笑)。

 

家も一緒です。

若返ったわけではありません。

 

余計なものがなくなって、

本来の姿が見えるようになった。

 

これが大きいんです。

 

90リットルのゴミ袋、なんと9袋!

 

 

さて、草刈り開始です。

 

刈る。

袋へ入れる。

 

また刈る。

また袋へ入れる。

 

途中から、

「これ、何袋になるんや……」

と思っていましたが、最終的には、

90リットルのゴミ袋で9袋。

 

なかなかの量になりました。

 

売主さんは近くに住んでおられたので、

家の外にまとめて置いて、

「ゴミの日に出しといてくださいね」

とお願いしました。

 

以上です(笑)。

 

「社長自ら草刈りまでやりました!」

という話ではありません。

 

そんな美談を書くつもりもありません。

 

草刈りは仕事のゴールではないからです。

肝心なんは、この家をちゃんと売ること。

 

そのための準備の一つです。

 

草を刈ったら「お前、そこにおったんか!」

 

 

ところが草を刈っている途中、

思わぬものが出てきました。

 

地面の近くに丸いものが見える。

 

草をどけてみると――。

会所です。

 

思わず、

「お前、そこにおったんか!」

 

大阪の古い一戸建てや長屋を扱っていると、

こういうところも結構大事なんです。

 

会所はどこにあるのか。

排水はどうなっているのか。

 

建物の足元はどうなっているのか。

境界付近はどうなっているのか。

 

外壁の下の方はどうなっているのか。

草が生い茂っていると、見ようにも見えません。

 

でも草を刈ると地面が見える。

基礎周辺も見える。

 

境界付近も確認しやすくなる。

 

今回改めて感じたのは、

草刈りって、単に家をきれいに

見せるためだけではないんやなということです。

 

その家をもう少し深く知るための、

現地確認にもなります。

 

会所の次に出てきたものは……いらん!

 

 

会所が見つかった。

これはありがたい。

 

地面も見えた。

これもありがたい。

 

建物の足元も確認しやすくなった。

よしよし。

 

そして、もう一つ出てきました。

大きな蜘蛛。

……。

 

お前はいらんねん。

 

会所は探します。

排水経路も確認します。

 

境界も見ます。

蜘蛛は探してません(笑)。

 

草ボーボーのところを触っていたら、

そら何か出てきますわな。

 

蜘蛛について書き始めると、

何の記事か分からなくなるのでこれで終了。

 

蜘蛛の写真もこれ一枚。

 

 

草を刈ったら、やっぱり「イケオジ」が出てきた

 

 

そして草刈り終了。

 

改めて家の前に立ってみる。

やっぱり違います。

 

庭の地面が見える。

玄関までの動線が分かる。

 

建物の足元が見える。

 

そして何より、

家そのものが主役になりました。

 

草刈り前は、

「草の向こうに家があります」

みたいな写真やったのが(笑)、

 

草刈り後は、「この家を売ります!」

という写真になる。

 

これです。

髭を剃ったら出てきました。

 

イケオジです。

 

家の築年数が若返ったわけではありません。

 

建物の状態が急に良くなったわけでもありません。

 

でも、本来の姿が見えるようになった。

売却用の写真としては、こっちの方が断然ええ。

 

売る前に何でもきれいにしたらええ、という話でもありません

 

 

ここは不動産屋らしい話も少ししておきます。

 

家を売る前に、

「リフォームした方が高く売れますか?」

「荷物は全部捨てた方がいいですか?」

 

「庭もきれいにした方がいいですか?」

と聞かれることがあります。

 

答えは物件によります。

 

数百万円掛けてリフォームしても、

その費用以上に高く売れるとは限りません。

 

家財道具が残ったままでも売れる物件はあります。

 

不動産会社へ直接買い取ってもらうなら、

草も荷物もそのままでいいケースだってあります。

 

弊社でも空き家や長屋、古い中古一戸建てなどを

現状のまま買い取ることがあります。

 

仲介売却との違いも含め、詳しくは

フォローウィンドの不動産買取ページでご案内しています。

 

(フォローウィンドコーポレーション)

 

今回の家は、これから一般の買主さんを探す物件です。

 

そして草を刈れば、売却用写真がかなり良くなる。

だから刈りました。

 

何でもやったらええんやなく、

この家を売るために今何をした方がええのか。

 

そこを考える方が大事やと思います。

 

草刈り完了。でも仕事はここからです

 

 

 

さて。

草は刈りました。

 

90リットルのゴミ袋、9袋。

 

売却用の写真も撮りました。

会所も見つけました。

 

建物の足元も確認しました。

蜘蛛も見つけました。

 

……蜘蛛はもうええか(笑)。

 

ここまでやって、

ようやく販売準備ができたところです。

 

草を刈ることが仕事の目的ではありません。

 

きれいな写真を撮ることが最終目的でもありません。

肝心なんは、この家をちゃんと売ることや!

 

そして明日。

いよいよポータルサイトへ掲載します!

 

写真よし。

現地確認よし。

 

草刈りよし。

会所よし。

 

蜘蛛……もうええ(笑)。

 

準備はできました。

 

あとは、この家を気に入ってくれる

買主さんに見つけましょう!

 

これからが本番です!

 

いざ出陣!

 


 

筆者松本 親幸
  • 不動産キャリア29年
  • 株式会社フォローウィンドコーポレーション代表取締役
  • 宅地建物取引士
個人的には今までの不動産業経歴において1,500件超のお取引に関わっております。
どんな物件買取もお任せ下さい!

若い時にはリフォームの仕事も経験済。
売主様には査定時に買取価格を算出します!

家の買取や売却のご依頼・ご相談は
ワンちゃんと古い家が大好きな白髪交じりの私・松本が全てご対応いたします!

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