近所トラブル寸前…猫屋敷になった実家をどう売る?後悔せずに母親は売れるのか!?
「まさか、自分の家が“猫屋敷”と呼ばれるように
なるなんて思ってもみませんでした。」
私は大阪府門真市で、長年ひとり暮らしをしてきました。
子どもたちはそれぞれ家庭を持ち、
家を出てからは、静かな毎日。
その寂しさを埋めてくれたのが、
数匹の猫たちでした。
最初は本当に、ただの“癒し”だったのです。
ですが気づいた時には、事態は私の手に
負えないところまで進んでいました。

気づいた時には「猫屋敷」──一人暮らしの私に起きた変化
最初は数匹だった猫が、気づけば増えていた
猫は可愛くて、放っておけません。
捨て猫を見つけると「この子だけは」と連れて帰り、避妊や去勢も後回しにしているうちに、数は自然と増えていきました。
若い頃なら何とかできた掃除も、年齢とともに
体が思うように動かなくなりました。
「明日やろう」「今日はしんどいから」と先延ばしに・・。
気づけば、家の中には独特の臭いが染みつき、
床や壁も傷み始めていました。
自分では「普通」でも、外から見ると異常だった
怖いのは、慣れてしまうことです。
毎日その空間で生活していると、
臭いも汚れも「こんなもの」と感じてしまう。
でも、それはあくまで中にいる私の感覚であって、
外から見れば、完全に“問題のある家”だったのだと思います。

近所からの苦情で、現実を突きつけられた
門真市という住宅密集地で起きたこと
門真市は戸建て住宅が密集している地域も多く、
音や臭いは想像以上に広がります。
ある日、近所の方から「最近、臭いがきつい」「猫の鳴き声が夜うるさい」と、遠回しですがはっきりとした苦情を受けました。
その瞬間、頭が真っ白になりました。
「子どもに迷惑をかけている」ことが一番つらかった
近所の目もつらかったですが、それ以上に苦しかったのは、
このままだと子どもたちに迷惑がかかるという現実でした。
- 近所トラブルが大きくなったらどうしよう
- 行政が入るような事態になったら
- 将来、この家を子どもが相続したら…
「もう、この家に住み続けるのは無理かもしれない」
そう思い始めたのです。

子どもに相談して分かった「私ひとりでは無理だった現実」
意を決して、娘と息子に現状を話しました。
正直、怒られる覚悟もしていました。
でも、返ってきたのは怒りよりも困惑と心配でした。
子どもから見た“猫屋敷”のリスク
子どもたちが口にしたのは、こんな言葉でした。
- このままやと、近所と大きな揉め事になる
- もし何かあったら、最終的に対応するのは自分たち
- 相続したら、処分が大変すぎる
私は初めて、自分の問題が、すでに家族全体の
問題になっていることを実感しました。

「片付けてから売る」は現実的ではなかった
最初は「全部きれいにしてから売らなあかん」
と思っていました。
ですが調べてみると、
- 清掃費用は数十万円〜
- 消臭や修繕まで入れると、さらに高額
- 高齢の私には、精神的にも体力的にも限界
正直、「そこまでして売る意味があるのか分からない」
という気持ちになりました。

猫屋敷の家は売れない?断られやすい現実
実際に、いくつかの不動産会社に相談しました。
すると、
- 「この状態では難しいですね」
- 「まず片付けてからでないと…」
- 「費用がかかりますが、それでもよければ」
中には、実質0円に近い条件を
提示されることもありました。
「私は、そんなに価値のない家に住んでいたのか…」
と、情けなくて涙が出たのを覚えています。

それでも「現状のまま売る」という選択肢があった
諦めかけていたとき、現状のまま買い取ると
いう選択肢があることを知りました。
※現状売却
→ 片付け・リフォームをせず、
今の状態のまま売却する方法
価格よりも「確実に引き取ってくれる」安心感
私が一番重視したのは、
- これ以上、近所に迷惑をかけない
- 子どもに後始末を押し付けない
- 自分が責められずに話を進められる
この3つでした。

母親として「後悔しない」ために考えた判断軸
① 近所トラブルを長引かせないこと
② 子どもに精神的・金銭的負担を残さないこと
③ 老後のために、少しでも手元にお金を残すこと
この判断軸で話を進めた結果、想像以上にしっかりとした
価格で買い取ってもらえる話にまとまったのです。
正直、「こんな状態の家が、ちゃんと値段になるなんて」
という驚きの方が大きかったです。
売却後、肩の荷が下りた。私と猫のその後
売却が終わったあと、私は住み替えをし、
生活環境も大きく変わりました。
猫たちについても、子どもたちや支援の力を借りながら
無理のない形で整理することができました。
何より、「もう近所に迷惑をかけているかもしれない」
という不安から解放されたことが、一番大きかったです。

同じ悩みを抱える方へ、母親として伝えたいこと
猫屋敷になってしまったからといって、
誰かを責める必要はありません。
高齢・一人暮らし・寂しさ。
そうした条件が重なれば、誰にでも起こり得ることです。
そして、早めに動けば、選択肢は必ず残っています。
「もう無理」と思う前に、
一度、外に助けを求めてみてください。

不動産売買等でのよくある質問
猫屋敷の状態でも本当に売却できますか?
可能です。
すべての業者が対応できるわけではありませんが、
現状のまま買い取る選択肢は存在します。
近所トラブルがあると売れませんか?
内容によりますが、トラブルがあっても
売却できるケースはあります。
早めに整理することが重要です。
片付けや清掃は必ず必要ですか?
必須ではありません。
現状売却という方法もありますので、
無理に費用をかける必要はありません。
高齢の母親本人だけで手続きできますか?
可能ですが、家族がサポートすることで
スムーズに進むことが多いです。
売却までどれくらい時間がかかりますか?
条件次第ですが、買取の場合は比較的
短期間でまとまるケースもあります。

