長屋の売却、結局どこが強い? 大手営業マンVS地元不動産社長VS長屋専門買取会社
「長屋の売却お願いしたけど…お手上げや~言われたわ!」
これ、大阪では意外とよく聞く話です。
特に、
- 中家(真ん中の長屋)
- 再建築不可
- 雨漏りあり
- 荷物残置
- 隣接問題あり
この辺になると、普通の不動産会社では
急にテンションが下がることがあります。
実際、
「知り合いの不動産会社に頼んだけど
“ちょっと難しいですね…”で終わった」
「最初だけ元気やったのに途中から連絡減った」
「お手上げですわ~ってサジ投げられた」
こんなケース、珍しくありません。
ただ、ここで面白いのが、
同じ長屋でも、
- 大手営業マン
- 地元不動産会社の社長
- 長屋専門買取会社
で、反応が全然違うことです。
今回は、大阪の長屋売却で実際によくある
“3タイプの不動産会社の違い”をリアルに解説していきます。
そもそも長屋売却はなぜ難しい?
普通の戸建てとは全然違う
長屋って、一見すると「古い家」なんですが、
実際はかなり特殊です。
特に大阪では、
- 連棟住宅
- 切り離し不可
- 再建築不可
- 越境
- 境界不明
- 隣と壁共有
など“普通の住宅売買”とは
別ジャンルみたいな世界があります。
「中家」はさらに難易度が上がる
特に真ん中の長屋。
いわゆる“中家”。
これがまた難しい。
- 解体しづらい
- 単独再建築難しい
- 隣の影響大
- 音問題
- 雨漏り連動
など、一般住宅より確認事項が一気に増えます。
だから普通の営業マンだと、
「え、何から見たらいいんですか?」
状態になることもあります。
大手営業マンに相談するとどうなる?
最初はめちゃくちゃ丁寧
大手不動産会社って、やっぱり接客は上手です。
- 名刺きれい
- スーツ完璧
- 資料も立派
- 話し方もスマート
「さすが大手やな~」って安心感あります。
でも長屋になると急に止まる
ところが長屋案件になると、急に難しくなる。
特に多いのが、
“価格設定だけ高い”
パターン。
売主からすると、
「高く売れるならええやん!」
と思いますよね。
でも実際は、
- 相場とかけ離れてる
- 長屋需要を分かってない
- “とりあえず媒介取る価格”
になってることもあります。
3か月経っても同じ媒介報告
これも長屋あるある。
毎回の報告が、
- 「ネット掲載しました」
- 「反響ありました」
- 「内覧調整中です」
みたいな内容ばかり。
しかも長屋って普通の戸建てより買い手が限られるので、
価格ズレると本当に動きません。
遠慮の塊で価格調整の話が出ない
ここ、かなりリアルです。
大手営業マンって丁寧なんですが、
「価格下げましょう」
を言いづらそうにする人も多い。
特に媒介取った直後の高値設定だと、
「自分でこの価格提案したしな…」となる。
結果、“静かに時間だけ過ぎる”ことがあります。
仲介手数料33万円って…それ上限やで?
新人営業ほど“満額前提”で話してくる
ここ、実はかなり不満多いポイントです。
例えば長屋や古家の相談すると、
「仲介手数料は33万円(税込)です」
って当たり前みたいに言われる。
でもこれ、
“法律で決まった固定料金”ではありません。
33万円は“上限”
低価格帯の空き家や長屋では、
「低廉な空家等の特例」によって、
最大33万円(税込)まで受け取れる仕組みがあります。
ただし、これはあくまで、
“上限”
です。
つまり、
- 必ず33万円
ではなく、 - 交渉余地があるケースもある
ということです。

100万円で売って33万円払ったら残らんがな…
これ、売主側からするとかなり切実。
例えば、
- 売却価格100万円
- 仲介手数料33万円
- 測量や残置処分
- 登記費用
となると、「ほとんど残らへんやん…」
ってなる。
特に長屋や古家って、「利益目的」というより、
- 固定資産税止めたい
- 管理終わらせたい
- 相続整理したい
というケースも多い。
だから、「満額当然です」
みたいな空気に違和感持つ人も多いです。

とはいえ成功報酬ではある
もちろん、不動産会社側にも事情があります。
長屋って、
- 調査大変
- 案件長い
- 売れにくい
- クレームリスク
- 現地確認多い
ので、普通のマンション売買より
手間がかかることもあります。
しかも、「売れなかったら0円」
なので成功報酬型ではあります。
大事なのは“納得感”
結局ここです。
売主側としては、
- 動いてくれてる
- 本気で売ろうとしてる
- 提案ある
- 報告ある
なら納得しやすい。
逆に、
- 放置気味
- 報告コピペ
- 値下げ言わない
- 反響薄い
のに、「33万円です!」だけ強いと、
「なんかモヤモヤする…」となりやすい。

地元不動産会社の社長はどう?
地元感はめちゃ強い
地元不動産会社って、
- 地域事情
- 昔の地歴
- 近隣関係
にはかなり詳しいです。
「あの長屋、昔〇〇さん住んでたとこやろ?」
みたいな話が普通に出る。
ただ…態度デカい社長もおる
これも大阪あるあるかもしれません。
長屋見た瞬間、「こんなん売れるかいな!」
みたいな空気出す人。
いや、こっちも好きで
こうなったわけちゃうねん…ってなります。
長屋専門買取会社は何が違う?
まず“驚かない”
これ大きいです。
普通の会社だと、
- 雨漏り
- 傾き
- 荷物大量
- ネズミ
- 壁共有
で止まることがあります。
でも長屋専門系は、「いや、全然マシですよ」
って反応することがある。
「今までの長屋と比べたら問題ない」
これ、売主からしたら嬉しいんですよね。
もちろん営業トークもあるかもしれません。
でも、「こんなん無理」と言われ続けた後に、
「全然いけますよ」って言われるとホッとする。
判断スピードが異常に早い
長屋専門系って、
- 隣からの音
- 雨漏り位置
- 連棟構造
- リフォーム費
- 賃貸化可能性
を見るスピードが早い。
しかも、「この直し方ならいける」
が頭に入ってる。
だから話が進むのも早い。
結局、勝負は見えている?
長屋って、
- 普通の戸建て経験ではなく、
- 長屋経験値
がかなり重要です。
だから、「一般住宅100件」より、
「長屋10件慣れてる会社」の方が
強いことも普通にあります。
まとめ|長屋売却は“誰に頼むか”でかなり変わる
長屋売却では、
- 大手営業マンの安心感
- 地元社長の地域力
- 専門会社の経験値
それぞれ強みがあります。
ただ、
- 中家
- 再建築不可
- 雨漏り
- 荷物残置
- 長年放置
この辺になると “長屋慣れ”している
会社の差がかなり出ます。
また、仲介手数料についても、
「上限だから当然」ではなく、
- 価格
- 手間
- 動き方
- 提案内容
を見ながら、納得感を持って
依頼先を選ぶことが大切です。
長屋売却は、普通の不動産売却とは少し違います。
だからこそ“慣れている相手に頼む”だけで、
話が一気に進むこともあります。
不動産売買等でのよくある質問
長屋の中家は売れにくいですか?
一般住宅より難易度は高い傾向があります。
ただし、長屋に慣れている
不動産会社では対応できるケースも多くあります。
仲介手数料33万円は必ず払わないといけませんか?
33万円(税込)は一定条件下での上限額です。
必ずその金額になるわけではなく、
内容によって相談できるケースもあります。
雨漏りがあっても売却できますか?
可能です。
そのまま買取対応する会社もありますが、
条件や状態によって異なります。
荷物が残ったままでも相談できますか?
相談可能な会社はあります。
特に空き家・相続案件に慣れた会社では
残置物込みで検討するケースもあります。
長屋専門会社は仲介もしてくれますか?
会社によりますが、買取だけでなく
仲介売却に対応している会社も多いです。
- 不動産キャリア29年
- 株式会社フォローウィンドコーポレーション代表取締役
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