2026年1~2月を終えて大阪市内の不動産売買は活況なのか? ――少ないデータで紐解きます!【南森町・京橋・阿倍野・我孫子ほか具体分析】

2026年も1〜2月が終了しました。
「大阪市内の不動産って、今は活況?」
「売りに出すなら今?」
「価格はまだ上がってる?」
年明けからこうした相談が増えています。
結論から言えば――
市場は“全面活況”ではありません。
しかし崩れてもいない。
条件によって明暗がはっきり分かれる“選別相場”です。
成約データがまだ十分に出揃わない1〜2月時点で、
エリア名を具体的に挙げながら読み解きます。
① 北区|南森町・天満・中崎町エリア


大阪市北区は依然として安定感があります。
南森町
- 築15年前後のマンションは堅調
- 4,500万〜6,000万円台が主戦場
- 強気すぎる価格は反響減少
天満・中崎町
- コンパクトタイプは投資・実需両面
- 築古でも駅近なら動く
ただし、1億円超の高額帯はやや慎重ムード。
ローン金利上昇の影響が出ています。
② 都島区・城東区|京橋エリアの温度感


京橋は交通利便性が強み。
- マンションは安定
- 築古戸建は価格勝負
城東区の戸建は、土地30坪前後で
3,000万〜4,000万円台が現実的ゾーン。
ただし、接道が弱い・再建築不可
などの条件があると、反響は鈍ります。
③ 天王寺区・阿倍野区|ブランド維持エリア


阿倍野
- 学区人気
- 実需層が安定
- 5,000万〜7,000万円帯が中心
天王寺区
- 低層高級マンションは堅調
- 築古戸建は敷地条件次第
ここは“活況に見える”エリア。
ただし実態は、
条件が良い物件だけが早いという構図です。
④ 住吉区・東住吉区|我孫子エリア

我孫子周辺は価格帯が現実的。
- マンション 3,000万〜4,500万円
- 築古戸建は土地値評価
長屋・連棟も多いエリア。
ここが2026年初頭の象徴的ゾーン。
- 立地良 → 早期成約
- 接道2m未満 → 長期化
二極化が顕著です。
⑤ 西区・福島区|新町・福島エリア

西区新町は依然人気。
- 築10年前後は安定
- 6,000万前後が中心
福島区も実需層が厚い。
ただし、相場+5%以上の価格設定は苦戦傾向。
⑥ 在庫状況と売却期間
2023年は“出せば売れる”状態でした。
2025年後半からは、
- 在庫やや増加
- 売却期間やや長期化
2026年1〜2月は、
早い物件は2週間
遅い物件は3ヶ月以上
という差が出ています。

⑦ 金利と買主心理
住宅ローン金利の影響で、
- 返済額上昇
- 借入可能額減少
買主は慎重。
その結果、
✔ 指値交渉増加
✔ 価格に対する厳しさ
が目立ちます。
⑧ 物件種別で見る現実
タワーマンション
北区・中央区は安定。ただし超高額帯は慎重。
区分マンション(築15〜25年)
最も動くゾーン。
築古戸建
価格が合えば動く。
長屋・再建築不可
戦略次第。価格勝負。
少ないデータから見える3つの傾向
① 強気すぎる価格は通らない
② 条件良好物件はまだ強い
③ 築古・訳あり物件は“設計力”で差が出る

結論
2026年1〜2月の大阪市内不動産市場は、
活況ではない。
しかし崩れてもいない。
南森町、京橋、阿倍野、我孫子など
具体エリアで見ると、
良い物件は売れる。
そうでない物件は停滞。
全面的な上昇相場ではなく、“正常化+選別”が本質です。
売却を検討するなら、
- 最初の価格設定
- 初動3週間の反響
- エリア特性理解
が決定的に重要になります。
よくある質問
Q. 今は売り時ですか?
A. 条件が良ければ検討余地あり。
強気価格は避けるのが無難です。
Q. 価格は下がりますか?
A. 急落の兆候は見えませんが、
横ばい〜微調整傾向です。
Q. 空き家は厳しい?
A. 立地と価格次第。
特に我孫子や東住吉は接道条件が重要です。
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