未登記建物

濃厚接触者に・・

 

私も初めて新型コロナの濃厚接触者になりました。

娘が陽性になり自宅待機を行いました。

 

自身は無症状で娘も1日のみ高熱。2日目からは元気です。

この時期はリモートワークに徹していましたね。

 

 

早くも5月は残り1週間となりました。

 

色々な不動産買取のご依頼を賜りありがとうございます。

大阪市内中心に査定して中には面白い物件があります。

 

登記と実際の建物が違う

 

ザ・長屋というような平家建の物件でお風呂なし物件が先日はたて続けに査定に行きました。

相続予定の物件で価格のみ知りたいという内容でした。

 

 

弊社で買取している長屋のほとんどは2階建です。

 

しかし中には登記上は平家建で実際は2階建というような家もあります。

いわゆる増築未登記部分です。

 

 

古い長屋の場合は結構な割合で存在します。

 

築50年以上経過している物件の場合はその期間でリフォームや増築をされているケースがあります。

建物の面積がその間に増えているという事です。

 

 

中には一部滅失、一部増築なんて家もあります。

 

そんな場合は買主さんに説明する際には別紙で図面を作成し、説明する事もあります。

ただ法務局に建物図面がない場合や管轄市税事務所の家屋見取り図が登記通りの場合はかなり苦労します。

 

 

地積測量図(土地面積を測量した図面)と建物図面の両方ない物件もあります。

そうなら建物をメジャーで測って面積を出すことも必要・・。

 

市内は家屋見取り図で増築面積が出ているケースは割と多いですね。

 

未登記部分の算出

 

他社と共同仲介で売買契約を行う事があります。

 

これは売主、買主に双方別の不動産会社が入る形です。

他社に物件調査をお任せした際に家屋見取り図を閲覧しているところはまだ見たことがありません。

 

 

増築未登記部分の算出においてはこんな感じです。

課税面積(評価証明書に記載されている建物面積)から登記建物面積を差し引いたものを説明するのみ。

 

どの部分が増えているのかを調査しない会社も多いですね。

 

 

また大阪で大阪市内以外の市町村の場合は増築未登記部分の調査をしていないところも多いです。

 

現地では明らかに登記面積より大きい家があります。

 

しかし課税面積も登記面積変わらない市町村も多いです。

ただ人員の問題もあるのかなとも思っていますが・・。

 

増築の建築確認申請

 

大阪市内の場合はほとんどが防火・準防火地域なので基本的に増築を行う時には建築確認申請が必要です。

昔に増築をした方はほとんど申請していないと思います。

 

今では新築を建てるのも中間、完了検査が義務付けされています。

 

これから増築される方は建築基準法違反にならないようにお気を付けください。

 

 

しかし最近は増築する人もかなり減ったような気がします。

 

 

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