家の売却価格設定は自由ですが・・

上場会社〇〇〇〇ハウス

 

先日、夜な夜なワンちゃんの散歩をしている際にチラシをもらいました。

 

一部上場のビルダー(建売屋?)〇〇〇〇ハウスです。

あのプレサンスコーポレーションを子会社化した不動産会社です。

 

新築現場の近くでキャッチセールスのようなことをしていますね。

今どき珍しいと以前から思っていました。

 

 

ただ販売力はすごくあるそうです。

 

チラシの内容を見ると京橋駅歩11分、都島駅歩12分の新築一戸建。

販売価格3980万円とあります。

 

土地面積75.95㎡、建物面積93.28㎡の3LDKみたい。

見た時は新築のわりにちょっと安いな~と思っていました。

 

売れるのかな?

 

しかしよく見ると土地権利・旧法賃借権と書いてあります。

 

借地!?の新築?

 

一昔前には借地の新築一戸建は大阪市内や守口市でたまにありました。

 

しかし今どきこれやる?・・率直な印象です。

 

 

ちなみに毎月の土地代は28,100~28,900円とあります。

本体の価格が3980万円なので現金で購入する方は少ないでしょう。

 

住宅ローン+28,000円ほどの支払いになります。

新築マンションならば住宅ローン+管理費・修繕金は当たり前ですが・・

 

おそらくその感覚なので勝算あり・・なのでしょうね。

 

家の売却価格

 

家を売る価格を設定するのは自由です。

不動産会社なら当然、一般の方でも仲介で売りに出すのに価格の縛りはありません。

 

一般の方でも市場の相場が3000万円でも6000万円で売りに出すことは可能です。

 

要は売れるかどうかの話ですね。

 

 

このチラシを受け取った辺りでは新築マンションが4000~4500万円程度。

そう考えれば、この新築戸建も特に問題はないでしょう。

 

ただ借地の場合は再度、建替える際には認め料たる一時金も必要になるでしょう。

 

先を考えた際にはマンションや土地付住宅とは違いますね。

 

もし先々、相続する人は中古で売りに出すにしても住宅ローンは組みにくい、毎月借地代が必要と処分するのに厳しい家を残される事になります。

 

市場相場、事例も大事

 

弊社も家の買取だけでなく、仲介売却も行っています。

その前段階の査定時には相場の説明をして売却価格設定の参考にしてもらいます。

 

確かに長屋や連棟式住宅の場合は事例はあまり参考になりません。

 

室内程度によって大きく価格が変わるからです。

 

 

しかし中古マンションや中古戸建の場合は相場や過去事例は大事です。

基本、不動産会社は事例に基づき査定価格を算出しますよね。

 

家を売る価格設定はいくら自由だと言っても普通に家を売る人は相場を理解した上で売却価格を決めるでしょう。

 

 

 

 

なぜなら長く売れ残ると困るからですよね。

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